2017/12/07

さらば

本日、売却の契約を締結するので、僕の(正確には僕と僕の弟)所有権はなくなる。
家財道具すべてがなくなってしまうと、結構広い家であったことを再認識した。
この写真は、僕の勉強部屋、もう壁もモロモロで床もところどころ歩くと沈む。昭和34年に引っ越してきたときはもうピカピカでしたが。
左の方の窓はたんすが置かれていて窓があったことも忘れていたけれど、引っ越してきたころ、周りは田んぼだらけで、もう8時くらいになると、しーんとして真っ暗で子供心には怖いくらいだった。
たしか勉強を教えるのが好きだった父親と勉強していた時に、左の方の窓をたたく人がいて、恐る恐る??父親が明けてみたところ、若いお男が「追われているので助けてくれ」というようなことを言った。親父は断って「警察に行くように」と言ったような。
もう58年も昔の話なんで、時々、あれはホンマのことやったんかな??と思う昨今であります。

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