2017/02/26

CHRISTINE PERFECT



フリートウッドマックについては、結構長いこと付き合ってきましたが、個人的にはブレイクするまでのサウンドが好きで、アメリカで当ててからのサウンドはあんまり好みではない。
あの「噂」っていうCDは何度聞いても「なんでこれが大当たり??したんやろ」っていつも思う。
初めの紅一点のクリスティーン・パーフェクトのソロアルバムを今頃買って聞きました。まだまだブルース色が色濃く残っている時代です。でもこの人「ブルースシンガー」というイメージが僕になくって、なんでもござれっぽいシンガーのように思える。僕にとっての女性ブルースシンガーってジャニスやマギー・ベルになってしまう。
パーソネルをみて驚きました。あのトップ・トップハムがギターで参加してました。こういうところにいたんやと・・少々感慨深く下の写真を眺めておりました。
トップ・トップハムって誰や?まああんまり知られて無いですもんね。
ヤードバーズの初代ギタリストで彼はまだ学生でプロになるのを親が反対して脱退(イギリスでもこういう話しがあったんですな)、後釜にエリック・クラプトンが入る。






2017/02/12

Smith & d'Abo

ダブル「マイク」といって、すぐわかる人はもう多分いない。
この2人、マイク・スミスとマイク・ダボというお2人。
マイク・スミスは「デイブ・クラーク・ファイブ」のリードボーカリストでマイク・ダボは「マンフレッ・ドマン」のリードボーカリスト。
この2つのグループの曲を聴いているとほぼこの2人の声を聴くことになるが、意外に名前を知っている人が少なかった。というのは、両方とも、デイブ・クラーク、マンフレッド・マンという自分の名前を前面に押し出したリーダーの存在が大きく(特にデイブ・クラークの方はそれほど音楽的には才能があったように思えないけれど、マネジメントの方では異様な才能があったようで、彼らのCDが他の当時のビートグループのように廉価版でニョキニョキ出てこない原因になっている)、今や知る人ぞ知るという陰に隠れた存在になってます。
マイク・ダボはロッド・スチュアートの18番、「ハンドバッグと外出着」の作家としても有名で他にも佳曲があります。
さらにダボ一族には、オリヴィア・ダボ、マリアム・ダボ(リビングデイライツのボンドガール)という著名な女優さんもいて、ほんまはもっと有名でいるべきなんだろうと思いますが・・。
そのダブル「マイク」がコンビを組んで残した唯一のレコードがこれです。
今では高い・・・買う人が少なかったんでしょうね。
マイク・スミスは既に他界されてます(車いす生活だった)。「ビコーズ」なんて曲は意外と誰でも聞いたことのあるスタンダードナンバーになっている。商店街のアーケードでかかっていることもあるしね。

2017/02/11

私のしごと館

昨日は「KICK」という精華町にある施設に行って来た。
近鉄の「新祝園」という駅でおりてタクシーにのって「キック」までというと「私のしごと館ですな」と運転手が言う。
それってなんですの??と聞くと(ある程度の知識はもってましたが)・・・延々と没落までの過程をお話ししてくれました。
そうこう聞いているうちに、到着、ばかでかい建物、寒い。特に昨日は雪が降ってました。
仕事って博覧会に行って選ぶもんでもないしなあ・・とおもいつつ、ほとんどの人がなりたい職業についてないし・・・(俺なんかとくにそうだわ・・・)
多分当時お金が余ってたんでしょうな。500億円以上つぎ込んだらしい。
人間って合理的に動かない動物だということがよくわかった1日でした。
一応、目的の会合が終わり、雪もやんでいたので、一念発起で「新祝園」まで歩いてみた。20分以上かかったかな?(GPS見ながら歩いたから)
更地にして、運動場にでもしたほうがいいかもなと思いました。もう住宅かショッピングセンター?(新祝園駅前のショッピングセンターが遠く感じたから)
やっぱり、遠すぎる。もっと京都市内、大阪市内にもっと小さくてもいいから作った方がよかったのでは?
それと、バスに乗らないといけないというのは致命的なハンデだと思いましたね。
学校からバスで定期的に連れてくるのを期待していたのかな。
やはり鉄道から歩ける範囲がこれからの行動範囲だと思います。

結局買い手が現れず京都府に無償にて譲渡、京都府も困ったでしょうね。
結論的にはベンチャー企業を入れてこれからの日本を担う産業を育成しようという壮大なプロジェクトが始まってます。上手くいけばいいのですが、昨日はその及ばずながらのお手伝いだったことになるのかな。

先日大手の不動産屋さんと話していたら駅から20分を超えると地価が大幅に下がる時代が来つつある。今の若い人は収入が少なく車が買えない、車生活からおさらばの時代も垣間見える・・。

2017/02/08

すごいサイトがありました。

前回の「TEA & SYMPHONY」を調べていたら、大抵は「ロックの行きつく先は」というものすごいサイトに行って知識を吸収することになる。それで読んでみたら、ティラノザウルスレックス云々の知識はここから得ていたことが判明(出所はここでした)。
それともう一つ「60S/70S英国ロックデータベース」(http://british-rock.salmon-news.com/)というこれまたすごいサイトに出くわしてしまった。
前者は管理人さんの人柄が前面に出て面白く、後者は資料(データ)の圧倒的な網羅性に特徴があり(読んでいると人柄も出てきてます)、両方とも、もうこういう人がいる(後者は残念ながら亡くなられた)ことを知るだけで人生ってそう捨てたもんじゃないと思ってしまう。
60年代、70年代のブリティッシュ・ロックってもうはまってしまうとなかなか奥が深く、なんであんな小さな国によくもまあこんなにごちゃごちゃと出てきたもんですな。
ついでに、後者のサイトでブラックサバスを読んでいたら、オジー・オズボーンが出たり入ったりしている時の、出ているときに、何とかボーカルを入れんとあかんということで、例のロニー・ジェイムズ・ディオ(僕はあんまり好きでないですが)が入ったのは、まあ有名な話ですが、イアン・ギランやグレン・ヒューズも入ったことがあったなんて知りませんでした。もうなりふり構わずバンドの継続を目指したのかな。
でもちょっと聞いてみたいですが、今から聞いてもなあ???という気もせんでもない。
アップしたのは、後者のサイトのホームの部分と、下はフラッシュのジャケット、ヒプノシスのほんまにいやらしくない下着ジャケット。これはレコードで持っていないとね。

2017/02/07

TEA & SYMPHONY

フェイスブックにピンクフロイドとビートルズにタグ付け(っていうのかな)してたら、ピンクフロイドがコンサートしていたときのポスターというかチラシがアップされている。
前座(共演)のアーティストを見ていたら、ほとんど知らないイギリスのミュージシャン達で全部が日本に紹介されていなかったことがよくわかる。
その中で、「TEA & SYMPHONY」というバンド名を発見。懐かしいというか、すっかり忘れてました。
当時T REXのほんまの初期「ティラノザウルスレックス」という名前だった時のサウンドをもっと呪術的にしたサウンド(どんなもんになるうやろ?)らしいという話だった。結局誰も買わなかったので聞いていない。
今ではアマゾンで入手可能ですが高い・・多分がっくりくる予感がする。やめときます。
そうそう、そのチラシ、一番末尾に「ブラックサバス」が載っている。彼らもそういう時代があった。
正直共演なんて????どんなコンサートだったんだろう??

2017/02/01

ジョン・ウエットン

ジョン・ウエットンが亡くなった。
詳しい履歴は調べてもらえばすぐわかるので割愛。ファミリー、キンクリ、エイジア、ユーライアーヒープ、UK・・・・・。
プログレ・ハードにはうってつけのミュージシャンでした。
結構彼の参加しているレコードとCDは持ってますが、意外とこれを持っている人は少ない。
あのウィッシュボーン・アッシュにいたことを知っている人も少ないのでは、しかもあの「ゲット・レディ」をやってます(但しボーカルはとってません)。レア・アース(厳密にいえばテンプテイションズ)の「ゲットレディ」・・・このレコード売れませんでした。
僕は好きです。出来ればジョン・ウエットンのボーカルのゲット・レディを聞きたかったですね。
やっぱり追悼にはキンクリの「レッド」(特にスターレス)を聞きましょう。
改めて合掌。まだ若い。惜しい。