2015/05/31

ポケット・トランジスター


トランジスタの開発はトランジスタ・ラジオという革命的な製品を生み出し、若者が手軽に自分で音楽を聴ける環境が出来上がった。今でいえばアイポッドやアイフォーンへの流れみたいなものである。そういう意味では、トランジスタ・ラジオの開発の栄冠はSONYであり、アイフォーンはAPPLEということになる。
RCサクセッションのトランジスタ・ラジオという曲も学校サボって屋上でリバプールからベイエリアまでの素敵な音楽を聴いているという実にすばらしい光景が描かれていて、そのトランジスタ・ラジオというキャッチフレーズはこのアルマ・コーガンというイギリスの歌手の「ポケット・トランジスター」という曲からきていることは間違いないところである。
ポケット・トランジスターで毎日ヒットパレードを聞くのよ・・・という歌詞・・・、今の若者の文化はここから始まったような気がしております。
音楽が自分のものになった!!!
ビートルズがデビューした頃、すでにスターだったアルマ・コーガンと一緒に写っている写真がありまして、ビートルズの方が嬉しそうな表情をしてますから、ビートルズにとっても憧れだったのだと想像してます。


2015/05/30

ボビーに首ったけ 2


「ボビーに首ったけ」を探していたら、スーザン・モーンは以前から知っていたけれど、下の後藤久美子のものは知らなかった・・・というか、後藤久美子を思い出した。当時は天才少女といわれていたはず・・・・どう見ても小学生???
スーザン・モーンはこの曲がイギリスでヒットしてビートルズが出たころよく一緒に写っている写真が残っている。日本でいえばレコード大賞みたいなセレモニーで一緒になっている。

2015/05/29

ネイビー・ブルー


ネイビー・ブルーはちょうどビートルズがアメリカに上陸するとき(1964年の1月)にヒットしていたダイアン・リネイのヒット曲です。
僕の記憶ではビートルズが出てきたころを境に、日本でカバーするレコードが減っていった。信じられないことに東京ビートルズというビートルズをコピーするバンドも当時は存在(にわかに出てきた)したけれど、そのあと出てきたグループサウンズはレコードの中にはカバーもんを録音していたけれど、シングル盤はあくまでオリジナルだった。ちょうど1964年あたりを境にカバーもん文化は終焉を迎えたような気がしている。
だから伊東ゆかりも「小指の思い出」路線に行ったんでしょうね。



2015/05/28

大人になりたい


「TOO MANY RULES」が「大人になりたい」って実にいい訳だなといつも思ってます。
この時期はコニー・フランシスの独壇場でした。
初めのシングル盤のB面はなんと「かわいいベイビー」です。

2015/05/26

ボビーに首ったけ


マーシー・ブレーンの「ボビーに首ったけ」という曲は世界中でカバーされていて、日本でも伊東ゆかりだけでなく他にもあるけれど、個人的には伊東ゆかりのものがお気に入りです。

2015/05/25

恋の売り込み



確か元歌はエディ・ホッジスだった???
調べました。エディ・ホッジスです。こんな若いというか少年だったんですね。
「はよ出てけえへんかったら、ドアを叩きまくるで」という迷惑な歌ですが・・・
出だしがいいですね。ベルの音が有効に使われてます。

2015/05/23

伊東ゆかり

1964年のビートルズ旋風が日本で吹き荒れた際に敢然と立ちはだかったのがイギリスの同僚達でもなくアメリカのビーチ・ボーイズやフォー・シーズンズでもなく、イタリアのジリオラ・チンクエッティという確か15歳か16歳の少女だったということは以前にも何回か書いた。
「夢見る想い」という曲でなんでもイタリアの「サンレモ音楽祭」というコンテストでの優勝曲だったということでした。
サンレモ音楽祭???なにそれ???という感じです。
そのサンレモ音楽祭に日本人が参加するということで話題になったのが「伊東ゆかり」でその時の受賞曲「恋する瞳」・・結構好きです。
伊東ゆかりといえば「小指の思い出」・・・ちゃうちゃう・・・そういうのと違うのだ!!!
伊東ゆかりの真骨頂は、「恋の売り込み」とこの「恋する瞳」だと思っているのは僕だけだろうか?
イタリア語のカンツォーネ歌ってもうまいです。

2015/05/20

THE VENTURES

この女性が誰か知っている人いないでしょうか?
どうみても「伊東ゆかり」さんだと思うのですが。はっきり書かれてある資料に出会いません。
場所は日枝神社だということですが。

2015/05/19

関西国際空港

昨日、関空の国際線の搭乗口に初めて行った(見送りに行ったわけ)。国内線は2階で年に3回くらい仕事で乗るようになってから10年位経つ。それまでは大方15年くらいは飛行機に乗ったことがなかった。
国際線なんか、昔企業に勤めていた頃に台湾と香港と韓国に行ったことがあるくらいで、韓国なんかまだ戒厳令が敷かれていた時代である(実に古い)。香港ももちろん返還前。
関空の国際線は4階で、なんと朝の7時に行った。朝の7時でもうアホみたいに人がいる。半分以上が日本人以外のような気がした。もう外国ね。
餞別を渡そうとATMを捜したら、セブン銀行しかあいていない。他の銀行のATMは8時からということで、商売っ気ないなあと思った。どこでも何事もセブンイレブンの一人勝ちっていう世の中の構図を変なところで納得してしまった。ニーズのあるところにサービスを提供するのが商売の本質とすれば、他の銀行はみすみす機会を逸していることになる。
見送る人が搭乗手続きをしている間、暇だから行きかう人の動きを見ていたら実に面白い。かなり酔っていて大丈夫かなというおっさんから、ジャージー姿で外国に行こうとしている一見浮浪者風のお兄さん、こりゃ怪しいとすぐわかるキンキラの不細工やけどお金を持っていそうなおじさんに不似合のギンギンギラギラのお姉さん・・・人生の縮図ですなあ。
ただ活気がありました。日本は観光国家になっていくのかな???

2015/05/16

Younger than yesterday

「昨日より若い」と名付けられたバーズのレコードには、ボブ・ディランの「マイ・バック・ペイジズ」が入っており、今では、ミスター・タンブリンマン、ターン・ターン・ターンより僕の記憶に残っているというか今でもよく聞く。ロジャー・マッギンの声が一番僕の脳に入り込んでくる。
この「マイ・バック・ペイジズ」という曲はボブ・ディランがそれまでの単純なプロテスト・ソング路線から決別し、より混沌とした世界に入り込んでいく時代の名作で結構カバーされている。日本でも真心ブラザーズのものが有名。
異色なところはなんとキース・ジャレットのもがあります。これもすごい出来です。
「あの頃より今の方がずっと若い」と歌うロジャー・マッギンの声はいつ聞いても味があります。

2015/05/15

B B KING

B B KINGが亡くなったという情報が飛び込んできた。89歳。
それほど詳しくないけれど付き合いは長い。クラプトンやU2やブルースブラザーズの映画など、僕の趣味に絡んで出てくる。U2のコンサートには一緒に出ていた。
クラプトンのクロスロードフェスティバルにも出ていたしね。
このB B KINGという人の演奏はいかにもブルースという感じで、今なら「ブルースってどんな音楽」って聞かれたらB B KINGを聞かせたらいいと思う。
それと歳をとるにつれて風格が出てきて、ほんまに「キング」みたいな感じになった。
手元にはクラプトンとの共演があったので今聞きながら書いてます。
合掌・・・・。

2015/05/09

Michael Pare

マイケル・パレという俳優さんは前述のストリート・オブ・ファイアのあとキャリーに出ていたナンシー・アレンと「フィラデルフィア・エクスペリメント」という映画に出ている。この辺までは大スターコースかなと思っていたのですがね。その後それほど大作には出てこなくなった。ただ、IMDBで見てもらうとわかりますが出演数はものすごく多いです。日本に来ていないものが多いように思える。なんかある意味ものすごいことのように思える。その中にですね。なんかストリート・オブ・ファイアの続編らしきものがあるんですよね。
あとフィラデルフィア・エクスペリメントという映画の内容も昔から本当の話だという説が依然として根強く言われてます。まあタイムマシンというか時空を超えた話ですね。

2015/05/05

ダブルボーダー

1987年にウォルター・ヒルの「ダブル・ボーダー」という映画が封切られた。前作はあの「クロス・ロード」で期待感最高潮という時期でありました。その頃の僕は全く会社に行く気がなく、なにかサボるきっかけがないかなと思っていた時期で、この映画が封切られたことを知りこれ幸いとばかり、ウソをついて有給を取り、梅田までロードショウを見に行きました。
だいたいこの「ダブル・ボーダー」っていうネーミングがそもそも見当違いで、誰がつけたんや??アホかいなという感じですね。原題は「EXTREME PREJUDICE」と言って、情け容赦なき究極の判断??それが裏切りとかなかなか意味深な語句が選ばれます。
映画を観る限り、究極の友情、究極の正義・・・(まあ親友が警察官(テキサスレインジャー)と麻薬の帝王なんで)・・・そういう葛藤が描かれている映画です。
そこに麻薬で稼いだ金を横取りしようというプロの元軍人が絡む。結構いい味出している軍人が多数。
二重の国境争いの映画ではない。
それとこの映画の音楽もライクーダーでここにきて彼の趣味全開となってます。

こどもの日

子供も大きくなって、とりたて祝う必要もなくなった。
「鯉のぼり」といいうものには無縁だった。だいたいあんなものを取り付ける場所がなかった。
あれっていったいいくらくらいするのだろう?
考えたこともなかったから想像もつかない。

2015/05/04

ボクシング

久しぶりにボクシングを見た。個人的にはパッキャオが強いと思った。ただ判定ではメイウェザーになるんでしょうね。判定というシステムがなかったら、例えばお互いに倒れなかったら引き分けというルールだとメイウェザーは引き分け以上にはなれないと思った。
昔見た日本人のタイトルマッチを思い出した。子供のころずっと日本人の挑戦者が攻めてたのに負けたという試合が多かった。
メイウェザーがアメリカで人気がない要因もそこらへんにあるような気がした。判定勝ちの王者って面白みがないですもんね。
それとこのメイウェザーの所得のからくりというかボクシング業界のからくりって面白いなあと思った。アメリカでは日本でいうテレビ放送がなくってお金を払い込まないと見れない仕掛けらしい。だから見たい試合だけをお金を払ってみる、大体1試合7000円くらい。今回は1万円くらいらしい。300万人がみたら300億円というからくりらしい。

2015/05/01

EDDIE & THE CRUISERS

「STREETS OF FIRE」の主演役を演じたマイケル・パレという俳優さんが、その前に出ていた「EDDIE & THE CRUISERS」という映画がある。この映画はロック好きというかレコードマニアという種族には実に興味がわく仕掛けになっていて昔レンタル屋に頼んでVHSのビデオを売ってもらったというくらいに気に入った。続編も作られたのですがDVDにはなってません。
で、これも架空のバンドで実際にはジョン・キャファーティというまあそこそこ有名な歌手なんですがこの人がマイケルパレの歌の部分を歌っている。でも本人が歌っているように見える。俳優さんというのは大したもんだと思う。