2014/11/30

シャーロック・ホームズ

グラナダ版のシャーロックホームズは原作に極めて忠実であるということらしく1900年の頃ってこんなものだったのかと変な感動とともに見ている。
明治30年の頃、日清戦争と日露戦争の間の時期にこんなことばかり考えていた小説家がいたというのも不思議な気がするけれど。夏目漱石がイギリスにいたのは何年の頃だった??と変なことを考えてしまう。

2014/11/29

ジャガーの眼 其ノ弐

今から考えると、「ジャガーの眼」とか「怪傑ハリマオ」というような番組は結構好き勝手に日本がアジアに進出していた時代の出来事を日本人の立場から描いたドラマのような気がする。今では逆に作りにくいようにも思える。そういう番組がどちらかと言えば戦後間もない時期(戦後15年くらい)に作られているということは僕には少し不思議な気がする。
アップしたのは先日書いた近藤圭子さん。本当に今どうされているのだろう。

2014/11/28

ナショナルキッド

月光仮面を思い出したら、当時昭和34年から36年あたりにかけて、いっぱい〇〇仮面とかまあそんな感じの正義の味方のテレビがわんさかと作られた。そして大抵漫画(当時は月刊誌)とタイアップしていて、漫画を読み、テレビを同時並行で見るという時代だった。月光仮面、七色仮面、まぼろし探偵、少年ジェット、海底人ハヤブサ・・・・そんななかでスポンサーそのまんまだったのが「ナショナルキッド」でもちろんナショナル(松下電産)が提供していて子供ながらにちょっと違和感を覚えたもんである。ちょっとやりすぎなんでは???
まぼろし探偵に「吉永小百合」さんが出ていたことは有名ですが、このナショナルキッドに太地喜和子さんが出ていたなんて今回ネットで見て初めて知った。アップした写真の右から2人目の白い服の女の子です。まだこの頃はあの妖艶さはなかったのでしょうね(当然)。

2014/11/27

バタシー発電所 番外編

これが柳ジョージのベスト盤でジャケットにバタシー発電所があります。意図がわからないのですね!!!柳ジョージといえばプログレバンド指向でなくR&Bですよね。まあ当時の雑誌をめくればインタビューなんかにあるんだろうと思うけどそこまでする気にならず・・・です。
なおこのCDは出来がいいです。ベスト盤だからとはいえベスト盤もいい加減なのがおおいですから。
まあ「For Your Love」もヤードバーズですから。意外とイギリス指向だったのかも。

2014/11/26

When I'm 64

昨日で64歳になった。朝からお祝いのメールがよく来た(サプリメントの会社とかまあ誕生日をインプットしたところからばかり・・いい迷惑だ)。64歳といえばビートルズのこのサージャントペッパーズの「When I'm 64」というポールの曲がそのまんまで、髪の毛は薄くなり云々・・・それでも愛してくれる??・・・このレコードが出たときは高校2年で64歳なんて夢の彼方で自分が64歳になるなんて思ってもいなかった(それが普通)。
このサージャントペッパーズというレコードは本当にすごいレコードなんですが、凄すぎて最近は正当な評価を下せない人が増えてきているように思っている。というよりこういう類の音楽の評価というのはその時の人がするべきものだと思うことが多い。
正直このレコードに勝る感動を与えたものは今ままでにないと思う。

2014/11/25

Charles Gray

シャロック・ホームズのお兄さん役で出てくるチャールズ・グレイはなんと007の映画に2度も出ていて、2作目はなんとなんとあのブロフェルドを演じている。
アップしたのは「二度死ぬ」(日本ロケのオンパレード)の初めにちょっと出てくるシーンで着物着てます。

2014/11/24

Catherine Rabett

TSUTAYAのディスカス(ディスクを貸してくれるサービス)を利用していたら、毎月8枚分を貸してもらえるサービスが何時からか旧作は9枚目以降無料で翌月になるまで貸してくれることになって、シャーロック・ホームズのグラナダ版を送ってもらって見ている。これは最近のリメイク版と違って極めて原作に忠実に作られているという評判でベイカー通りも1900年頃はこうだったんだろうという感じがムンムンしている。
イギリスのドラマですから当然イギリスの俳優さんが出ていて時々この名前どっかで見たよな??と思うことが続いている。なんせ30年前のものですからみなさんの若い。
「まがった男」には、ハリーポッターのハリーのおばさん役の「Fiona Shaw」とこれは多分よっぽど好きでないと覚えていないと思うけど007のリビングデイライツのCIAのフェリックス・レイターの手下役でほんのちょっと出ていた「Catherine Rabett」とかが出ています。
アップした写真はご本人が007に出ていたシーンの前で撮られているもの。本人にとっても勲章みたいなもの。
さらに「ブナの木屋敷の怪」にはあのバネッサ・レッドグレープの子供でスキー事故で植物人間になって延命治療を継続しなかった「Natasha Richardson」が出ている(実に美しい)。シャーロック・ホームズの活躍も楽しいけれど、30年前の瑞々しい姿を見るのも楽しいなあとTSUTAYAのこの無料サービスは気に入ってます。

2014/11/21

アベノミクス

今度の選挙は賛否両論でどちらかといえば否の方が多い。アベノミクスは失敗だ!!!この2年間はなんだったのか???という論調で新聞で言えば朝日新聞系はこの論調。
ただ僕の周りはこの2年間は様変わりで仕事は増えたしアベノミクス万々歳である。
円高で売上は増えてボーナスも増えた人が多い。
安倍内閣以前のバカの民主党政権よりもう比べようがないくらいよくなったと思うのにそれほど評価されていないのはなぜなんだろうと思う。

2014/11/17

ジャガーの眼

僕らの時代の圧倒的に視聴率の良かった番組は多分「月光仮面」だったと思う。ただ結構短期間で終わってしまったような気がしている。日曜日の6時だったか7時だったかもう忘れてしまったけれど武田薬品提供でサタンの爪、ドクロ仮面、幽霊党、マンモスコング・・昭和34年か35年には終わってしまったような気がしております。
それで終わってしまった月光仮面の次の番組が確かこの「ジャガーの眼」という番組で主役が大瀬康一さんでアップした左の方、そんで右が近藤圭子さんといって当時は童謡歌手だった。ただこの人も尼さんになったわけではないけれど、芸能界からスパッと消えてしまわれました。すきだったんですけどね。

2014/11/15

ドロレス・ハート(Dolores Hart)


このドロレス・ハートという女優さんはプレスリーの映画で共演したり、コニー・フランシスのボーイハントの主役を演じたりで、将来を期待された女優さんでしたが、突然尼僧になられて引退ということで結構書き込みの多いお方です。詳しいことは英語が難しくて分からないのですが、前回の久保田早紀さんの人生を知ってこのドロレス・ハートを思い出してしまいました。
女優になりたくない人もいるでしょうし、アイドルにはなりたくない人もいて世の中面白いと思う。
最近のようにもう何人いるのかわからないアイドル志望集団ってある意味個性を引き伸ばせない学校教育の欠陥のように思えてしまう。結局テレビ番組だけが若い子の興味を引き付けることが出来ているということかも知れない。

2014/11/14

異邦人

1979年の暮れに突然ヒットした「異邦人」という曲はその後数多くのアーティストにカバーされている。歌っていたのは久保田早紀という女の子で自作自演、その後どんなモンスターになるかなと思われたけど芸能界は向かなかったみたいで意外な人生を歩まれることになる。
僕は今でもよく聞くし、一応彼女の全部のCDを持っていて時々聞くのですが、なかなかいい作品も多く、彼女なりに創意工夫も見られるのですが、この「異邦人」の1曲のインパクトが巨大すぎて背負いきれなかったような気がしてます。
このLPレコードが出たときスターが現れたと思ったですね。

2014/11/12

バタシー発電所 2

ピンクフロイドは初めはシングルヒット(「エミリーはプレイガール」)があって、その後まあ評判にはなるけど買ってみたらもう一つという感じが結構続いた。「おせっかい」というレコードの裏(B面)のエコーズが当たって、次はなんかすごいみたいという噂(多分イギリスの記事だったんでしょうね)がちらほら聞こえてきていて、それで出てきたのが「狂気」というレコードだった。これは大ヒットしたし、非常に長期にわたりヒットチャートにランクインしていた。1年とかというもんじゃなかった。「狂気」以降は出すレコードはすべて大ヒットということになって、このバタシー発電所の写真がジャケットになった「アニマルズ」というレコードは確か「狂気」から数えて3枚目だったような気がする。変身後のフリートウッドマックと一緒に買った思い出がある。
そんなことを思い出していたら、多分最後だと言われている新しいレコード(もうCDです)が出る。もう予約してあるから出たらアマゾンから送ってくるはず。さすがにヒットチャートにはランキングインしないと思う。買う人は結構いると思うのですがね。
「狂気」は今聞いても飽きない。

2014/11/10

バタシー発電所

ピンク・フロイドのアニマルズというレコードのジャケットで有名なロンドン近郊のバタシー発電所(もう今は稼働していない)が大掛かりなリニューアルで外見を保存しながら商業施設や複合住居に生まれ変わるらしい。
この発電所は結構いたるところに出てくる。古くはビートルズの「ヘルプ」という映画に出てくるし、柳ジョージのベスト盤のジャケットにもなっているし(ちょっと意味が分からないですけど)、最近ではイギリスのテレビドラマの刑事ジョン・ルーサーやシャーロック・ホームズ(最新のもの)にも出てきていた。ネットで調べたら「行ってきました」という紀行文がいっぱいあって写真も満載である。
ビートルズのアビーロードといい、このピンク・フロイドのバタシー発電所といい、レコードジャケットになったおかげで保存される運命に・・・世の中何が起こるか分かりません。

2014/11/08

クリスタルナハト

これもお勧めしたい1枚。名盤です。頭脳警察のパンタのソロアルバム。パンタのソロはどれもいいものが多いのですが、これはその中でも最高峰。
個人と社会との関係を問い詰めるようなアプローチのシンガーは極めて少なく、さらに作品として質の高いものに仕上げているということになればほとんど該当するものは見当たらない。そんな中での珠玉の1枚です。
ただ、毎日聞こうという気には歳とともにならなくなってきた。昨日の村八分もそんな感じ。だんだんこっちの気力が衰えてきてるということで、ナツメロとして聞くにはちとしんどいという感じです。
時々気力元気な時は聞きます。若い時は毎日聞いてたんですがね。
このCDは確か京都駅のポルタの東のはずれのイノダコーヒーの前にあったCD屋(多分今もあると思いますが)で買った。この時当時勤めていた会社の部長さんに会った記憶が残っている。若かったけれど実に優秀なお方で、ただ急死された。いい人ほど早く死ぬなあと当時思ったものである。

2014/11/07

村八分

僕の推薦する日本のロックの3枚目はこの村八分の京大西部講堂のライブです。昨年亡くなったリードギターの山口富士夫さんがいたバンドです。なんせ放送されないからCD買ってもらうしか方法がない。まあ放送禁止の言葉がオンパレードです。
正直バンドとしての演奏が上手いのか下手なのか僕にはあんまりよくわからない。ただ熱、勢いというものが迸り出ております。ロックと言えばこれだと指名できる一種の見本みたいな気がしてます。



2014/11/04

年賀状

また年賀状の季節である。物を貯める癖で年賀状も多分20年分くらいは置いてある。さすがに整理をせねばならぬということで、1990年代のものからぼちぼち分別にかかる。
仕事関係で既にお付き合いがなくなったところからバッサリと捨てた。
個人の分野では既に亡くなった方、ほぼ同じパターンで送ってくる方、毎回変化に富んでいる方様々である。
仲の良さそうなカップルの写真が来ていたと思ったら、今は別れていたり、人生悲喜こもごもである。最近来なくなったなと思っている人も10年前くらいには来ている。あれってどういうきっかけで来なくなるのだろう。最近はPCで作るから喪中で飛ばすと復活していないことも多いような気がする。
正直喪中の制度は止めたらいいと思っている。めでたいというより、年1回の生存確認の儀式のようなものだとおもうから。
先日亡くなった悪友は気が付けばここ数年の賀状の図案はは自分の書いた絵になっていた。亡くなって奥さんとしゃべるまで気が付かなかった。絵をかきたくなるって不思議である。僕にはそんな才能がなさそうなので分かりませんが。
毎年今年こそ会いましょうってずっと書いている友人もいる。多分一生会わないのかもしれない。
アップしたのは適当にネットからもらったのですが、こういう雰囲気のを毎年送ってくるのもいる。粋なお姉さんが好きなのかもしれない。

2014/11/03

MAKE UP

日本のロックで四人囃子の次によく聞いたのはこのフラワートラベリンバンドのメイクアップというレコードでなかなかの力作です。
ジョー山中がボーカルで石間秀樹の何とも言えない不思議な音色のギターが魅力でした。レコードの時はなんかビニールでもなかったけれど茶色の袋に入ってました。

2014/11/01

四人囃子

日本のロックで一番だと今でも思っている1枚(1番は1枚ですが)。まあ今までいろんなレコードとCDを結構聞いてきたけれど、今でもトップだと思っている。
ロックというのもある意味流行歌なんでその時代に如何にマッチしているかによって発表時の評価は分かれる。さらに時代とともに評価も変わってきて、新規性というような感覚は褪せて行ってしまう。そんなさまざまな要因を考慮してもこれはいい。
特にピンフロイドを彷彿とさせる一瞬、似てて最高か?と突っ込まれそうですが、逆にここが真骨頂みたいな気がしております。さらに歌詞がなんかようわからんわというところもいいです。さらにこのジャケットも「なまけもの」と「亀」???わかりませんね。

愛ちゃんは太郎の嫁になる

とつぜん実に古いレコードの話である。昔、今の京都駅のまえに丸物という百貨店(デパート)があった。今は何になっているのだろう?ヨドバシカメラ?かな。
丸物の建物の中に映画館があって、小さい時おじいちゃん、おばあちゃんにつれらてよく映画に行った・・・というより彼ら(祖父夫婦)の見たい映画に付き合わされていたような気がする。赤穂浪士とか…切腹シーンなんかまだ小学校低学年には不向きである。
その中で妙に記憶に残っているのがこの歌のかかる映画でもちろん全体を覚えていることはなく、なんか汽車に乗って別れていくシーン??だったような…その時にこの歌がかかる「さようなら、さようなら今日限り~愛ちゃんは太郎の嫁になる。おいらの心を知りながら・・・」。
なんで歌詞まで覚えているのだろう。少なくとも50年以上前のことである。我ながら恐ろしい。この記憶力をもっと他に使っていたならば・・・下らんことばかり脳みそに詰まってしまってます。
調べたら鈴木三重子さんという歌手でテイチク(何の略か知ってますか?多分「帝国蓄音機」くらいから来てると思う)「流行歌」って書かれてます。すっごいですね。この頃のレコードってSP盤だったのかな?
興味ある方は多分ユーチューブで見れる???かな。見てみようっと。