2012/12/31

Grace Slick

あと3時間で今年も終わりである。今年もなんとかまあまあ元気で生き延びれました。今年は辰年ということでジェファーソン・スターシップの「星船」というレコードのジャケットからスタートしたけれど、ジェファーソン・スターシップ(エアプレイン)の紅一点だったグレース・スリックの若かりし頃の写真にサインをする最近のご本人というなんとも時代を感じる1枚で今年は終わろうと思います。ウッドストックに出た頃(1969年)のグレース・スリックは実に輝いていて綺麗だけでなく凛としたところがあって当時の時代の象徴だったような気がしている。凛としたところは残っていてうまく齢を重ねた感じがする。さて斯く言う僕自身はどうなんだろう??

2012/12/30

Beggar's Banquet

これも捨てがたい。
出た当時はいろいろ解説を読み聞きしながらある意味作られた概念で聞いていたから、今になって、そんな雑音を忘れて音だけ聞くと、この間から上げてきた「Sticky Fingers」「Let It Bleed」とこの「Beggar's Banquet」はすごいと思い直すことが多い。

LET IT BLEED

なんといっても代表アルバムはこれになる。ビートルズと対抗させるとサージャント対サタニックでストーンズの完敗。アビーロード対レットイットブリードで引き分けかなと思っている。アビーロードと五分の作品ですから世界トップの出来ということ。

2012/12/27

Sticky Fingers

ストーンズのベストはどれか?ずっと「レット・イット・ブリード」だと思っていたけれど、最近はこの「スティッキー・フィンガーズ」が出色の出来だと思い始めている。聴けば聴くほど味が出る。いいですよ。

2012/12/26

Royal Household

公式にお酒を止められて大分経つ。この公約は実になかなか守れませんが最近は年間で考えたら往年の飲酒量の100分の1くらいでしょうか。さらに最近はちょっとで酔うようになって実に経済的である。350mlの缶ビール2本で酔ってしまうこともあるくらい。昔は1ケース(24缶)飲んでも足りなかったのに。
で、昔々羽振りが良かった時代にこの「ロイヤルハウスホールド」というスコッチウィスキーを愛飲していたことがある。
なかなか手に入らないという話でじゃあ飲んでみようということになってずっとお店に置いてもらっていた。ジョニーウォーカーとかオールドパーとかバランタインとかという有名なブランドより知る人ぞ知るというものであったらしいです。
あ、バランタインの17年ものも好きでした。もう随分と昔の話です。

2012/12/24

ゴールドシップ

突然競馬である。毎年高校の駅伝をNHKで見ていたらそのあとはたいてい有馬記念になる。馬券はもう30年以上 買ったことはないけれど、まあ皐月賞とかダービーとかいわゆるGⅠレースと呼ばれるものは見てしまう。巷で噂される絶対勝つだろうと言われる本命馬が本当に勝つのか見てみたいという気持ちも強い。
今日の「ゴールドシップ」という馬はびっくりした。強いと言われていたけど他の経済的コースを走った馬の1.3倍くらいは走っているように思えた。それにオグリキャップ以来の芦毛の馬で綺麗でした。

2012/12/23

DBA

こういうのもあるんですよ。DBA???BBAと違う。ティム・ボガードとカーマィン・アピスは同じ。ジェフ・ベックがいない。代わりに誰が?リック・デリンジャーです。知っている人には有名なんですけどね。ぼくは好きです。
昔々1965年にマッコイズというグループで「ハング・オン・スルーピィ」という全米1位となるヒットを飛ばしております。その後ソロに、そのまた後はジョニー・ウィンター・アンドというややこしいグループ名に参加、ジョニー・ウィンターとツインリードをとってました。その後はシンディローパーのライブに参加したり、ソロアルバムも結構出てます。なかなかいいのが多いです。
「ロックン・ロール・フー・チー・クー」という名曲もあります。
で、このCDですがほぼリック・デリンジャーのソロアルバムという感じです。ボーカルとリードギターを本人が担当してますから。ボーカルもティム・ボガードより上手いです。ギターはいいですよ。もちろんジェフ・ベックみたいな神がかり的なところはないですが、ロックのノリという意味ではこっちのほうがいいと思うことが多いです。

2012/12/21

BBA

カクタスを解散して遂にジェフ・ベックとグループを結成して出したライブ盤がこれです。一時期ガンガン聞きました。これはボリュームを最大にして聞かないと魅力が半減します。

2012/12/18

catch the wind

このブルース・プロジェクトの再結成のコンサートのCDがなかなか手に入らない。プレミアがついて高い。もう忘れてしまっているがブルース・プロジェクトもドノヴァンの「キャッチザウィンド」という曲をやっていて非常に気に入っていた。魔女の季節なんかとは全く雰囲気の違うさわやかな感じである。

2012/12/16

Cactus

ヴァニラ・ファッジが5枚のアルバムを出して解散して、メンバーのベースのティム・ボガードとドラムのカーマイン・アピスがあのジェフ・ベックと組むという話が持ち上がっていた。いったいどんなサウンドになるのかなと期待していたら、ジェフ・ベックが確か交通事故にあって、この話は頓挫してしまった。そんで仕方がないからかどうかは知りませんが、ティム・ボガードとカーマイン・アピスはほかに2人のメンバーを集めて(確か1人はミッチ・ライダーとデトロイト・ホィールズのメンバーだったはず)「カクタス」というバンドを作った。めっちゃ荒削りなサウンドですが意外と聞きました。

2012/12/15

サテンの夜

ちょっと脱線。もうこのジャケットを見てムーディ・ブルースの「サテンの夜」だとわかる人はいないと思います。オリジナルのジャケットはかなりへんてこりんなものでこれも日本のレコード会社の人が替えたのだと思います。
もともとオリジナル尊重の考えの持ち主で勝手にジャケットを替えるなんてけしからんと思うのですが、ヴァニラ・ファッジの「ニア・ザ・ビギニング」とこの「サテンの夜」はオリジナルよりいいかなと思ってます。

Vanilla Fudge 6

ニアザビギニングの日本盤のジャケットです。なかなか格好いいでしょう。
まず中古屋さんでもお目にかかることがない。まあ元々そんなに売れていないと思うから。僕は出た当時梅田新道のワルツ堂で手にとって迷って買わなかった。(買っとけばよかったと後悔してます)。あと同じようなものはムーディブルースのサテンの夜の日本盤ですね。あれも手に入らない。

Vanilla Fudge 5

5枚目はもうこんなジャケットで1枚目からずっと見てきたら雰囲気の変化にびっくりします。サウンドはロック&ロールというよりヘヴィ系でどちらかというとメタリカの真っ黒なジャケットのサウンド的志向のできそこないみたいなものです。不完全燃焼のまま解散となりました。

Vanilla Fudge 4

これが4枚目の「ニアザビギニング」です。もうライブの写真そのままで「アート」「革新性」とかどっかに行っております。でも今から考えたらこれが彼らの本来の姿だったみたいでライブバンドですね。それも腕達者揃いのバンドでした。
日本盤では、多分当時の担当があんまりの雰囲気の違いにちょっとまずいかなと思ったのでしょうね。ジャケットが変えられてましてそれがなかなかいいです。

2012/12/14

Vanilla Fudge 3

ヴァニラ・ファッジの続きです。これは2枚目のレコードで日本語が書かれてます。当時はびっくりしました。今は多分聞けないと思いますが、当時は感動して聞きました。時代が造らせそして聞かせた。実験音楽みたいです。でも楽しかったですね。
多分、有名人の演説が入っているのですが、輸入盤を買った(安かった)ので解説がないからわからない。あそこがわかればもうちょっと楽しめそうですが。
個人的には軽い感じでビートルズの曲をメドレーで歌っているのが微笑ましかったですね。でもいくら当時とは言えこんなのをよくリリースしたなあと思います。

2012/12/13

Vanilla Fudge 2


アートロックの旗手というキャッチで颯爽とデビューした時の1枚目。これには驚いた。当時気に入っていた曲が見事にアレンジされてなんと言えばいいのかわかりませんが、また違う感動を与えてくれた。ビートルズのエリナー・リグビーと涙の乗車券、ソニー&シェールのバン・バン、ゾンビーズのシーズ・ノット・ゼア、シュープリームズのユー・キープ・ミー・ハンギング・オン。どれも見事な出来でした。ジャケットもラスコー・アルタミラの壁画っぽくって「アートロック」という雰囲気が似合ってました。
いわゆるシングル盤のヒット曲を中心にLPレコードを作るというそれまでの概念を覆す出来事でした。それまでビートルズなんかは既にLP1枚で全体を構成するものを出していたけれどこういうのは初めてだった。全部他人のヒット曲でこういう世界を作ったのはこれしかないかもしれない。

Vanilla Fudge

これがヴァニラ・ファッジの「ルネッサンス」というレコードのジャケットです。ティム・ボガードとカーマイン・アピスがおります。「魔女の季節」もドラマチックに仕上がってりますが、もう一つお気入りがありまして「私が子供のころ空は叫んでいた」という時代を感じさせる題名の曲でこれもやりすぎくらいのドラマティック路線ですが気に入ってました。当時ニューロックとかアートロックとかと呼ばれていた時代でまさしく彼らは「アートロックの旗手」と呼ばれるにふさわしい雰囲気のアルバム(1枚目から3枚目まで)を作り上げていきました。ただ4枚目から彼らの本当の姿(実はR&Bベースのライブバンドだった)が出てきて、ファンは離散していった感じがしております。
ただ実力者が揃ってますので、解散してから、ジェフ・ベックと組んだり(ボガードとアピス)、ロッドスチュアートのバックバンドを努めたり(マーク・スタイン)活躍しております。
この2枚目が出たときはジャケットも気に入り、アルバムの題名「ルネッサンス」も気に入り、個人的にはお気い入りの1枚です。今になればちょっと凝りすぎかなと思いますけれど。

2012/12/11

魔女の季節

ドノバンという歌手がいて、そこそこ1965年くらいには大ヒットを飛ばしていた。ちょっとメルヘンチックな不思議なシンガーでした。デビューした当時はイギリスのボブ・ディランと言われていたこともあっていわゆる普通のフォークシンガーでした。このドノバンの作品に「魔女の季節」というのがありまして、実に多くのアーティストにカバーされております。なんでこの曲がカバーされるのかいつも不思議に思っております。摩訶不思議な曲ですよ。「スーパーセッション」というレコード(ステファン・スティルスとマイケル・ブルームフィーンルドそれに御大アル・クーパー)あたりが初出かなあ。それにヴァニラ・ファッジの「ルネッサンス」というレコード。それからブルース・ブラザーズ2000という映画の中でなとドクター・ジョンが歌ってます。それからジュリー・ドリスコールも歌ってます。カバーしている人たちがまた曲者揃いなのがこの曲の摩訶不思議さですね。ほかにも南アフリカのバンドがカバーしているという話もきいたことがあります。

THE KINKS LIVE

このあいだの「ロウバジェット」を聞いていたら、これも聞きたくなって昨日と今日はこればっかり。レイ・ディビスはそんなに歌は上手くないし実に奇妙な歌手です。
いつも思うのは、キンキーサウンドと呼ばれる一連のヒット(1964から65くらいまで)を外れなく出し続けることができたのがまず一番の功績というか、以降サウンドはびっくりするほど変わっていくけれど、ライブで例の一連のキンキーサウンドがあるので下支えになったと僕は勝手に確信している。

よく考えてみれば

今回の選挙でもう覚えられないくらい政党が出てきてわけがわからん状況ですが、自民党が圧勝する感じになって、2番手以下の政党が自民党の批判を繰り返しだした。
それで今一度考えてみると「官僚支配から脱却」とかいう。僕はどう考えても政治家さんのほうが頭悪いと思うことが多い。制度上官僚の上にドンと大臣で乗っかるのでしょうがどうみてもこいつではバカにされるのがおちだわ・・と思うことが多い。官僚には勉強しないとなれないけれど、政治家には意外と簡単になれてる人も多いしねえ。
「またばらまくのですか」と公共投資を批判してますが、投資して景気が浮揚するのなら構わないと思うのは間違いなのだろうか?
「進むか戻るか」とかいうのですが以前のほうが景気良かったしね。戻って景気がよくなるのなら戻りましょうよと言いたくもなる。
あと卒原発という政党も出てきたけれど、電力不足で仕事がなくなって雇用できなくなる製造業のことなんか眼中にないように思える。
民主党になってから思うようになったけれど、政治家さんって言いたい放題で責任取らなくっていいんですねえ。企業に勤めていて企画がとおってやってみて結果が出なかったら進退伺いが常識ですけど。本当に政治家さんの世界っていい加減な世界に思えてならない。

2012/12/10

mini DV

我が家のビデオカメラもVHSからVHS-CとなってこのminiDVでテープは終わった。子供の成長にあわせてというか機器の発達にあわせて買い替えてきた。一番最初は日立のマスタックスを背中に担いで運動会とかに出かけた(もうビデオデッキ担いでいるようなもんである)。もう一日が終われば難行が終わった感じだった。そうしているうちにVHSのテープと同じくらいの大きさのビデオカメラが松下から出て革命的なもののように思えた。そうしているうちにVHS-Cが出てもうそれこそマスタックスはなんだったんだ・・という感じになった。次にminiDVの時代になるとビデオカメラ自体の概念が変わってきて(このあたりはシャープの液晶の貢献度が大きい)、ファインダーをのぞくということからそこそこ大きな液晶を見ながら撮影するという感じになった。その後HDDやSDカードに行くんだろうけれど、もう子供が大きくなって運動会、卒業式・・・から親も卒業してしまった。
それでminiDVである。VHSとVHS-Cはまだ我が家にデッキがあるが、ビデオカメラはもう故障して使えない。中古でも買って、PCに落としてしまわないととにわかに焦りだしている昨今である。

ソチ

フィギアスケートやジャンプの大会がやたら「ソチ」というところで開催されるなと思っていたら次の冬季オリンピックの開催地だった。予行演習を兼ねてやっているわけですなあ。黒海沿岸の避暑地?なのかな。きれいなところです。
なんかソチって過去に聞いたことがあるよなあと記憶をたどれば、昔、千年の杜とかいう企業がオリンピックにあわせて人工島を造って云々とかいう話を思い出した。あれってどうなったのだろう。もともとすっごく怪しい話だったような気がするけど、夢の部分はなかなか楽しそうだった。なんか完成予想図とかもあってかなり眉唾もんだったですけど。

2012/12/09

田中角栄

突然、田中角栄であります。
別にファンでも支持者でもないのですが、今の政治家を見ていたら変に懐かしくなって、こういう人がいなくなったなあと。
自分の人生を振り返って、腑に落ちない出来事っていうのがいくつかある。特にロッキード事件は、児玉誉士夫の追及が本筋だろうと思っていたら、相手が一枚も二枚も上で、仮病っぽい作戦でまんまんと逃げられてしまった。金額的には少額に入る前総理大臣がやり玉に挙げられたという感じですね。
もっと考えたら、民間機のあっせんより、本当は自衛隊への航空機の受注のほうがでかい話でそれもどっかに行っちゃって、前総理大臣の逮捕だけが目的になってしまった感じがする。まともに調べたらわんさかわんさか逮捕者が出たんだろうと思うけれど、だいたいそれは当時の現役の政治家だろうし、どう考えても田中角栄はスケープゴートにされちゃったなあという気がずっとしてます。
なかにはCIAの陰謀説なんかもあげる人がいて、それこそ「ビリー・バット」の世界みたい。





2012/12/08

The Kinks Low Budget

通しでよく聞いているかもしれないのが、このキンクスの「ロウバジェット」といういかにも安そうな1枚。ジャケットもいかにもという感じですし、本人もかなりやっつけ仕事で完成させたというコメントを昔読んだ記憶がある。ただバタバタと作ったとしても、意外といい出来というものは過去から多く、なんというか肩の力が抜けていい味が出ているってな感じです。意外といいんですよね。アメリカの評価もそうだった感じでよく売れました。

2012/12/07

新しい音

大方50年近く音楽を聞いていると「古い」「新しい」の感覚が会話をしている相手と違うことが多く困ることがよくある・・・まあそこから新しい会話が始まるのでそう困ってはおりませんが。僕にとってはかなり新しい部類に入る「クランベリーズ」です。ラジオとか聞かないので、これはアイルランドルートですね。ヒットチャート賑わしていたかとかも元々ヒットチャートマニアのくせに最近はどうでもよくなっている。ヒットチャートは1964年に1月から69年の終わりに特化しようかと。
フォークっぽい雰囲気にロックのふりかけですな。女性のボーカルが心地いい。でこのグループ面白いジャケットが他にもあって楽しいです。
調べたら超大物になってました。

2012/12/06

昔の話 2

考えてみたら僕に周りにも学生運動をしていて段々顔を見ないようになったのがいるなあとふと当時の顔を思い出していた。中には興味本位で顔を突っ込んで抜け出るのに苦労した奴とか(それはごく身近にいた)。学生運動のまあ仲間獲得もよく考えたら今の営業活動と同じで、まず集会に参加してもらう。主義主張に賛同していれば自ずから入ってくる。ただそんな貴重な人材はまずいなくって、時間をかけて仲間に引き入れる(オルグって言ってた?)。あとどこのなんというのかな要は「革○○」「民○○」という団体にマドンナがいて、そのマドンナが見込み客に近づくという構図。僕の友達もそのマドンナに耳元でささやかれて深みにはまってしまった。
結局一緒ですわ。どんだけ可愛いマドンナにビラ配りさせるか。キャバクラ嬢の呼び込みと変わらない。
あの頃がいいとは思わないけど、今の若者の無関心の状況は両極にいるみたい。

2012/12/05

昔の話

大学に入ったのが1970年で当時はまだ「70年安保」というテーマが政治が好きな方には格好の話題であった。学園紛争も下火になって学校のほうも毎日ちゃんと授業が行われて平穏無事に過ぎていくことが多かったけれど、時々授業が集会に乗っ取られることが時々あった。こっちはバイトしてその頃出ていたロックの名盤を買うことに頭が一杯な男ですわ。そんなこと(安保協定)考えたこともない・・・するとヘルメットをかぶった真面目そうなお兄さん(多分2~3歳上だったんだろう)がヘルメットを脱いで僕らノンポリ集団にいろいろとレクチャーしてくれた。ほんまに真面目な人でこういう人が学生運動をしているのかと珍しいものを見た感じがした。その時色々と喋った事が今も結構記憶に残っていて、一番覚えているのは、最終的に「武装蜂起」するんだと言ったこと。その時、僕は「武装放棄」の間違いではと思ったのをよく覚えている。そのお兄さんはどう考えても「放棄」が似合うガンジーみたいな人物だったので。
それで、その時、この人たちそんなこと考えてるんやと思ったんやけど、どう考えてももやしみたいなヒョロットした連中ばかりで、鍛えた自衛隊のお兄さんに勝てるわけがなく、僕は勝てない戦はしない主義なのでそのあたり彼らはどう考えていたのだろうかなと今でも思っている。

社会党

もう社会党という名前を知っている人もいなくなってますが、僕が小さいころ政党といえば自民党と社会党と共産党くらいなものだった。資本家は自民党で労働者は社会党か共産党とまあ実にわかりやすかった。世の中が誰でも資本家になれるようになって、労働者という概念の仕事は急速になくなって行って、上記の構図とともに社会党もその存在基盤を失っていった。僕が小さいころ、社会党といえば浅沼稲次郎さんかこの江田三郎さんだった。なんか存在感があった。特に写真の江田三郎さんは賢そうだった。
今の党首の福島瑞穂さんなんかできないことばかり列挙した正直政党とは言えない公約に思えて仕方がありません。
でも思い返せば、北朝鮮から拉致被害者が帰ってきたときに、この政党は終わったなと感じました。あれだけ北朝鮮を信奉していた土井たか子が「拉致はない」と言い放っていた北朝鮮絶対ワールドが崩れた瞬間だったように思います。
もうたたむ時期でしょうね。
どんなものにも賞味期限がありますわ。

2012/12/04

暗闇五段

寺田ヒロオという漫画家がいたという話はこのあいだ書いた。「スポーツマン金太郎」という代表作もね。もう一つこの「暗闇五段」というのがあってこれは千葉真一でテレビドラマ化された。東京オリンピックがあった時と同じくらいの時期である。
このあいだからちょっと家でぶらぶらしていてテレビを見る時間があって、偶然余生をフィリピンで暮らす日本人という特集をやってました。そのなかでフィリピンで逮捕されてしまった男性がおりまして、逮捕されて8年だったかな?いい加減な国でまだ裁判も開かれていない。その逮捕されている人の経歴がなんとこの「暗闇五段」のテレビドラマの準主役だった?ということでした。びっくりするような話が時々ありますね。
関係ないけれどやはり司法制度がしっかりした国はいいと思います。むかし「ミッドナイトエクスプレス」という映画見たときもトルコの司法制度って遅れてるなあって思ったから。レベルの低い国で逮捕されたらまず帰ってこれないと覚悟しないと。

2012/12/02

やっと起き上がりました。

この1週間、ずっと臥せってました。臥せっているうちに政局というか候補者を擁立しようとする政党は、もう百花繚乱、諸子百家になってまして、民主党は完全にワンオブゼムの位置づけになってしまった感がある。自民党だけが20%を超えている。
いったいどういう形に落ちつくのだろう。

2012/11/23

チャンポン

民主党の岡田副総理が太陽・維新の連合に対して、政策はチャンポン、候補者はジャンケンと揶揄しているらしい。
そうなんですよね、机上の上なら民主党は実にええ話が多かった。
政策はチャンポンではないが、いざとなれば意見の違う人が中にいっぱいいてまとまらない。候補者はちゃんと決めたようで離党者続出・・・それが民主党。
見た目は悪くてもいざとなったらなんとか話をまとめきる人物がいるほうが魅力的ではないかなと思う人も、今回の民主党の為体をみていたらそう思う人も多いだろう。
よそを批判させれば民主党は説得力があるなあと改めて思った。与党になるべき集団でなかったということかなと思っている。批評家の集まりでした。
写真は大阪でよく食べる中央軒の長崎チャンポン。最近は滋賀県発祥のチャンポンも見かけるが中央軒ほどおいしくない。

LED ZEPPELIN 2

なんせ恰好よろしおます。ジミー・ペイジは時が経つにつれ、それほどギターは上手くなかった、それよりプロデューサーとしての才能が素晴らしかった・・とかいう評価に変わっていったけれど、このレスポールを抱えた姿はちょっと誰もまねできない恰好よさであった。手が長いんですよね。

2012/11/21

LED ZEPPELIN

今日アマゾンからZEPPELINの2007年のライブのCDとDVDが届いた。
ずいぶん前に予約していたのでいつ届くか気にしていなかった。ずいぶん早いなとおもいつつDVDを見ることにしよう。

パラキン

これは坂本九が抜けた後、九重佑三子が入っている。ジョニーシンバルのミスターベースマンとカスケーズの悲しき雨音というカップリングでヒットして当たり前の選曲ですがまあ他にも歌う人がいるので別の意味で競争が激しかった。
石川進の顔もないですね。九重佑三子はもう今の顔とは別人でこのころのほうが可愛かったです。
なんか素人っぽくていい感じでした。

2012/11/20

悲しき60歳

パラキンことダニー飯田とパラダイスキングの多分初めてのヒット曲はこの「悲しき60歳」だったと思う。小学生だったけど坂本九のコミカルな歌詞が楽しく、よく歌ったものである「~~今や悲しき60歳」だったかな。多分「悲しき16歳」のパロディというかオマージュというか・・・そんな感じです。それと見てお分かりのようにやたらとメンバーが多い。楽器とボーカルが分かれていてしかもボーカルが2人以上いたこともあった。それと美男はいない。普通のおっさんのバンドだった。今では考えられないですね。

2012/11/18

石川進


10月の終わりに石川進さんが亡くなっていて、ここに書くのを忘れていた。まあ一般的には「オバQ」の主題歌を歌っていた人といったほうがわかるのかもしれないが、僕には初期のダニー飯田とパラダイスキング時代のほうが思い出が多い。ここにアップした「ビキニスタイルのお嬢さん」はアメリカのブライアン・ハイランドの1960年の超大ヒット曲(全米1位)であります。ある意味各国の時差というか本家のものが発売されるまでに翻訳ものでヒットを狙うという構図ですね。というかひょっとしたら本家のレコードは発売されなかったこともありそう。ブライアン・ハイランドのものは当然日本でも発売されましたけどね。僕はポルカドットつまり水玉という単語はこの歌で覚えた。ポルカドット・ビキニですわ。
B面のステキナなタイミングもジミー・ジョーンズの1960年の大ヒットで、まあ元の歌がいいからヒットしますわな。
石川進さんはその後警察沙汰で新聞に載ったり、ちょっとややこしい感じで消えていったように思ってました。でも懐かしいです。ご冥福を…合掌。

2012/11/17

The WHO

CSI(科学捜査班)とそのスピンアウトのマイアミとニューヨークの主題歌はすべて「フー」の歌である。こういうのは珍しい。多分力を持ったプロデューサーあたりが大ファンなのかも。マイアミとニューヨークは「フーズネクスト」からでこのCDは名曲揃いなので納得。ただメインのご本家の「フーアーユー」はタイトルがそのままとはいえあの時のレコードはそれほどいい作品が並んでいなかったように記憶している。というかレコードで持っていてCDを持っていないということは最近は聞いていなかったということ。
ただ「フー」というバンドはコアの信奉者が結構いて今もって存在感を感じさせてくれる不思議なバンドである。

2012/11/16

野田前首相

野田さんが前に進むか古い政治に戻るか・・というコメントをされてましたが、なんにも前に進んだという実感はなかった。それよりにわかに政権を奪取して喜ぶ子供のいい加減さばかりが目についた。
僕は野田さんは評価するが、鳩山、菅、小沢はもう立候補してほしくないと思っている。国のためにならない。
ただ民主党はもう解党したほうがいい。実にいい加減なうそつき集団だった。実に情けない3年間だった。決して自民党がましとは言わないけれどもうちょっと党としてまとまろうという力があるように思う。民主党でなく自主党だった。じつにみなさん自分勝手な振る舞いばかりだった。
さらに今、離党ばかり、なんなんこいつら???めちゃくちゃですわ。
野田さんがいくらいい言葉で締めくくっても信用できないですね。

崩れた

民主党がついに崩れだしました。3年以上もいい加減な状況が続いたことにあきれている。ほんまにいい加減な集団でした。まあ次から次に期待を裏切ってくれました。
基本的にまとまろうとしなかったのが一番の裏切り行為だと思っている。天下をとったら好きなことを言ってやめてしまった鳩山と菅の二人はもう総理大臣として日本の歴史に名前が残ることが実に腹立たしく思っている。
ぼろくそに言われた野田さんは前任者のようにいい加減に放棄せずに頑張ったと思っている。消費税の税率を上げた功績は後で効いてくると思っている。ただ好き勝手言う論客ばっかりでこの3年間は素人さんの政治ごっこだったように感じている。はんまに無駄な3年間だった。次はそうならないように期待したい。
「いたちの最後っ屁」という言葉があるが野田さんの突然の「解散」宣言は民主党の党員に対しても「最後っ屁」だったように感じるのは僕だけでしょうか。首相の存在感を示した一瞬だった。こういう存在感の提示は寂しいですけどね。

桜井センリ

クレージーキャッツの桜井センリさんが亡くなった。もう上記の7人のうち生存されているのは一番右の犬塚弘さんだけであります。真中が植木等さんですね。「スーダラ節」で一世風靡(昭和35年だったか??)、そこからスター街道を驀進。面白かったですね。サラリーマンは気楽な稼業だと本気で思っていたのは植木等さんの歌のせいですわ。桜井センリさんは右から2人目です。

2012/11/13

桐島かれん

サディステック・ミカ・バンドのボーカルは3人いて、「ミカ」さん「桐島かれん」さん「と木村カエラ」さんである。個人的には順番に歌がうまくなった感じを持っているが、好みで言わしていただければ「桐島かれん」さんの時代が一番好きである。
「桐島かれん」さんといえばあの「桐島洋子」さんの娘さんで「桐島洋子」さんのご意見は私にはかなり飛びすぎていて意見も述べれないくらいであった。その娘さんが2代目のボーカルということでかなり当時は驚いたものである。ただ実になんというか本気で歌手になろうと思っていなかったといういい加減さが実にうまい具合に作用していて何とも不思議ないい感覚でいつも聞いている。
その後、ソロアルバムも2枚出ていて(というか持っているのが2枚)、両方とマニアならではのアイテムである。特に近田春夫氏プロデュースのものは彼の不朽の名作「電撃的東京」と並んで僕のお気に入りである。
この写真の撮られた場所ってほかの写真から横浜だと思ってますが、どこなんだろう。ガチャガチャしていて楽しそう。

2012/11/12

Sadistic MIika Band

 

いちご白書に出てきたプラスティック・オノ・バンドを思い出したら、このサディステック・ミカ・バンドを思い出した。こういう洒落っ気のあるネーミングは加藤和彦らしい。
このあいだ桑名正博の思い出で天王寺野音のことを書いたけど、この時ミカバンドも出ていて「しばしお待ちくだされ・・・」の口上で始まったのを思い出した。思い出ばかりである。

2012/11/10

嘉例川駅

古い駅舎といえばこの駅が有名で九州の駅ですね。最近は九州に行ってないなあ。行こうと思えば何べんもチャンスがあったのにそういう時はまた来るからと思って寄っていない。人生こういうもんですわ。

五新線

線路が造りかけのまま終わってしまうというのはちょっと今では考えられないけれど、こういう写真をみると現実にあるんだとなかなか感動?してしまう。よく考えたら日本の通津浦々に国鉄(いまのJR)の線路が張り巡らさられていて、このことが国力アップにつながったと思うけれど、当時は道路を整備してバスを走らすより、鉄道のほうが輸送力とか考えたら効果大と考えたのだろう。
通津浦々張り巡らされたおかげで実に趣のある駅舎が今でも残っていてマニアが喜んでいるんですがね。僕みたいなちょっと好きな人間でも山奥の風情のある駅舎を見たら昔の生活が偲ばれてうれしいという表現が適切かわからないけど、その駅が見てきた100年以上の風景を思うとなかなかジーンときてしまう。

Strawberry Statement

いちご白書のシーンで一番記憶に残っているのはこのシーンですね。ストーリーは今となればほとんど覚えていない。なんか雰囲気で見た感じですね。まだまだキャンパスに立看が乱立していた時代でアメリカのキャンパスも同じようなもんだなと思った記憶が残ってます。
ただ、CSNYのアワ・ハウスやプラスティック・オノ・バンド(ジョンレノン)の歌が出てくるのでそっちが目的で行ったのかもしれない。
主題歌はバフィ・セント・メリーの「サークル・ゲーム」で、正直それほど僕の青春の1ページを飾る映画ではなかった。
のちにユーミンが「いちご白書をもう一度」という曲で無理やり1ページとして僕の心の中に入り込んできた気がしている。映画以上に曲のほうがいい出来だったように感じた。
ただ、ばんばなんとかというシンガーにいたっては、ある意味こちらがオリジナルなんでしょうが、僕にとっては興ざめ以外何物でもないというのが僕の正直な気持ちでした。なんか他人の褌で相撲をとっている感じで。

2012/11/09

明治マーブルチョコレート

いまだに売っている「明治マーブルチョコレート」時々買って食べる。鉄腕アトムのシールが入っていた。女の子はなんていったかな?マーブルちゃんと呼んでいたような。このコマーシャルだけで有名になった。
関係ないけど、幼いころから常々世の中にはライバルというものがあって、明治には森永、小学館には講談社、旺文社には学研、トヨタには日産・・・と必ずペアになると思っていた。明治のこのマーブルチョコレートに対抗する森永の商品は確か「パレード」といったような記憶が残ってますがやや自信がありません。

2012/11/08

桜井駅

数年前に奈良の桜井というところに仕事で行っていたことがある。これがその桜井駅でJRと近鉄のホームが並んでいる。地上1階がJRで2階が近鉄である。ただし近鉄の真下にJRのホームはない。近鉄のホームから下のJRのホームが見える。近鉄の本数は多いがJRは少ない。
桜井から奈良までのJRの駅名は楽しい。読めない駅名ばかり。好きな人にはたまらない。

2012/11/05

Bruce Davison 2

最近は「CSIマイアミ」とか「天才数学者の事件ファイル」とかレンタルで見ていてどっかで見たことがあると思っていた俳優さんが「Bruce Davison」で結構いろんな作品に出ている。主役ではないけどそこそこ目立つ役が多い(捕まる役もあります)。詳しい方はどこどこに出ておりますと出演している番組を記載されてますが、さすがに1970年の「いちご白書」の主役をやっていたとまで書かれている人はまだお目にかかっていない。(IMDBで調べたら膨大な出演作品が出てくる)
そうです。「いちご白書をもういちど」の「いちご白書」です。僕はこの年(1970)の4月にも「去年の夏」というのを見ていて、この映画にも主役で出ていた。いちご白書のあとはウィラード(ネズミの映画)でどんどん主役で出るのでどんな大物俳優になるかと思ったものである。
でもそこそこの役でいっぱいお目にかかるのも結構楽しい。お互いに元気でなによりとテレビに向かって語ってます。