2011/08/31

海洋地形学の物語

ロジャー・ディーンの見開きジャケが気になりだすとレコードの内容は後でということなって、まずレコードを買ってジャケットを見開きで見ることから始まる。あのころどんどん量産された感じがするが1番かどうかは難しいけれどお気に入りはイエスの「海洋地形学の物語」、確か2枚組みで1974年の初めくらいに出たように記憶してます。FM大阪のビート・オン・プラザでエア・チェックした。なにせ長い片面1曲、う~む、なんぼ長いのが好きだからといってもやや長すぎかなと思いながら、でも結構よく聞きました。「こわれもの」「危機」「ライブ(3枚組)」「海洋地形学の物語」というこの4枚がイエスの極めつけだと思います。全てジャケットはロジャー・ディーンでもう1枚「リレイヤー」を加えたら完璧。





2011/08/30

Uriah Heep(2)

ロジャーディーンということならばこれも紹介しておこうということで、ユーライアーヒープの「magician's birthday」5作目です。多分4→5→3作目の順番の出来だと思いますが、これは個人の好みもありますので。1972年頃ですからイエスの「こわれもの」「危機」と同じ頃です。 この路線を引き継いでいけばどうなっただろうかと思うことがあります。イエスはジョンアンダーソンがかなりコンセプトにこだわったということがよく言われますが、ユーライアーヒープはそのあたりの取りまとめ役がいなかったように思います。グループの維持というのも経営活動に良く似てますね。全てが達人でも天才でもあきません。そういう意味で何時分裂しても不思議でないバンドの一瞬の驚異的な3部作とも言えそうです。




2011/08/29

Uriah Heap



突然「ユーライアー・ヒープ」で昨日の「ドアーズ」に比べて数段格下?のバンドに話題がなる。このバンド一応今もやっているらしい。もうほとんど昔のメンバーはいない。記憶というのは恐ろしいもので僕はリード・ボーカルのデビッド・バイロンが今も生きていると思っていたらとっくの昔になくなっていた(1985年アルコールによる肝硬変)。この頃ならまだ真面目に音楽雑誌を読んでいたと思うのですが全く忘れてました。ユーライアー・ヒープはやはりデビッド・バイロンのボーカルに特色があって3枚目(「対自核」と4枚目と5枚目がお薦めです。まあプログレ&ハードロックの入門編くらいの位置づけに今から考えるとなります。「対自核」と「安息の日々」の2曲だけでもいいかもです。8枚目あたりだったかな、ジョン・ウエットンが驚いたことに加入してあっという間に辞めていったり、デビッド・バイロンも辞めてあのクレム・クレムソンとラフ・ダイヤモンド(だったと思う)という名前のバンドを作ったりゴタゴタしていたことを思い出した。
今日、急に「安息の日々」が脳裏から聞こえてきた。沢山の音楽を聞いて生きてきたらこんなことが時々ある。
えっと、このジャケットはロジャー・ディーンです。

2011/08/28

DOORS

受験を控えてビートルズのホワイトアルバムを聞いていたことを昨日書いたが、もう一つその頃聞き入っていたレコードがこのドアーズの1枚目。これを聞くとなぜかチマチマした受験勉強をしていていいのか??さりとて代わりの選択肢は思い浮かばなかったので上手く軌道に乗っていない受験勉強をごまかす詭弁だったのかもしれないなあと今になれば思ってしまう。ただ当時「ジエンド」なんかを聞くとスカッとするという代物でなく、「さあ勉強しよう」という気にはならなかったことも事実である。これはまずい悪魔に魅入られてしまったと思っていた。それくらいジム・モリソンの声は生々しかった。


2011/08/27

赤頭巾ちゃん気をつけて(2)

「赤頭巾ちゃん気をつけて」は映画まで作られた。僕は見に行っていないけどヒロインの森和代という女の子はこの映画に出る前から気にっていて抜擢されて驚いたというか(知る人ぞ知るという世界から羽ばたいちゃった)のでがっくりした思い出がある。この映画が好評だったのかどうかは知る由もないがなんと主題歌まである。佐良直美(この字でよかったかなあ)という歌手が歌っていてヒットしたのかどうかも知らない。僕の記憶では本が売れて映画化されたので両方良かったというのは稀で大抵映画は不評である(ただし当時のは話)。記憶では「二十歳の原点」「風の歌を聴け」「限りなく透明に近いブルー」等々みんな映画が負けていた。両方良かったのは「ジャッカルの日」で、まあこれはジャンルが違いますから。
東大の安田講堂に機動隊が突入したのは1969年1月19日だったと記憶しているけど、その時僕は受験勉強ではなく、なんとビートルズの2枚組み「ホワイトアルバム」を買いにレコード屋に友達と行っていた。友達が全員ホワイトアルバムを買った。このレコードには通し番号が振られていてあと5つで5000番だった。1番は誰がと思った(後日談ではめちゃくちゃ管理がずさんらしく同じ番号がわんさかとあるらしい)。で友達と安田講堂の機動隊と学生の旗を見ながら、我々はいったいどこを受ければいいの?と悩みながら「バック・イン・ザ・USSR」を聞いていた。いい加減なものである。


2011/08/26

赤頭巾ちゃん気をつけて

最近本を読まなくなった。面白い本がないという理由でなくはっきりしていることは老眼で本を読むのがシンドクなってきたのが主たる理由である。パソコンのネットで見ている活字は多分以前の本を読んでいる活字より多いかもしれない。それで巷の電子書籍なるものならどうであろうかと考えた。要は本が明るかったらかなり読むのに楽なのである。アイパッドにしようかいやいや電子インクなるものが目に優しいからSONYですよとか薀蓄を傾けられているサイトにいっては悩む日が続いている。コンパクト六法や会計法規集などが電子版(CDやDVDでなく)でないかなあとか要は光る画面になればまだまだいけると最近やや元気が持ち直している。まあ機材は当分悩むとして試しにパソコンの画面で電子書籍なるものを読んでみようということでこの「赤頭巾ちゃん気をつけて」をダウンロードしてみた。400円(プラス消費税)である。
芥川賞受賞作にしては今は知る人はいないし、作者も4部作以降ほとんど書いていないから多分若い人は「庄司薫って誰」ということになるだろう。僕にとっては本の主人公が僕と同じ年(厳密には同じ学年、1950.04から1951.03生まれ)で要は1969年3月に高校を卒業した者だということで、さらにその年の出来事(最大の出来事は東大の入試がなかったこと)や当時のスターなどが実名で出てくるから実に懐かしく読んだ(昔何回も呼んでいたはずやけどすっかり忘れている)。酒井和歌子や内藤洋子とかいしだあゆみのブルーライト・ヨコハマや日比谷高校が灘高に東大合格者数で1名の差で抜かれた話とか学校群制度で日比谷高校の伝統も消えるとか、週刊誌の平凡パンチとか・・盛りだくさんである。ただこんな本がなんで芥川賞?と思われると危惧するが、肝心の内容は「男の子はいかに生きるべきか」ということについて実に上手くその世代に合うように書かれてあって内容はなかなかのもである。僕は多分その後どう生きるべきか  というコア部分はかなりこの本の影響を受けていると思う。そういう意味では別に世代をまたいで引き継がれなくてもいいと思っている。


僕らの時代だけの一種のバイブルであっても構わない。

2011/08/25

「はるか」が間引かれた

特急に乗るのが好きで時間が合えば京都から「くろしお」とか「はるか」に乗ることが多い。大体「京都→天王寺」です。お昼のはるかははっきり言って「がらスキ」で快適そのもの、ただこれでJRは採算がとれるのかと毎回乗る都度心配していた。そしたら最近お昼は1時間に1本になってしまった。そしたら結構混んでいる。似たような話で京阪電鉄の特急が全部枚方と葛葉に停まるようになった。それまで停まらない電車にはサラリーマンっぽいのが乗ってこなくって大好きな電車だったのですけど。もう最近は避けてます。夕方に乗ったらオッサンがいっぱいで息苦しい。少しくらい特急料金払うから1時間に1本くらい淀屋橋から中書島まで停まらないのを走らせてくれませんかねえ。


2011/08/24

デイドリーム・ビリーバー

テレビで時々デイドリーム・ビリーバーがかかる(なんの宣伝かは全く知らない)。モンキーズのではなくキヨシローのバージョンのである。キヨシローのももちろんいのですが、聞いているとどうしてもオリジナル至上主義の僕としてはモンキーズを思い出す。アメリカで作られたビートルズの対抗馬ということだった。左から2人目のミッキー・ドレンツはディズニーの映画に出ていたとか、デイビー・ジョーンズもある意味すでに芸能人だったとか、まあ有名無名を問わずかき集めたわけですなあ。だいたいこういうバンドは途中でおかしくなるのが通例だったですが、意外と長続きをし、さらにいい曲を残している(当然ヒット曲も多い)。個人的にはビートルズに感化された世代なんでこういう作られたスターには批判的で、日本ならグレイは評価するがジャニーズ系は評価しないということになるが、今の世の中そんな地方都市の悪がきがそのままメジャーになっていくというようなお伽話みたいなのは実際には無理なのかもしれない。世の中情報の世界、キヨシローではないけれど一発当てるためにゴソゴソと集まったバンドというのもアリなんですよねえ。


2011/08/23

殺人魚フライングキラー

戦争についてまじめに考えるけれど長続きしないのが欠点でありまたいいところかもしれない。コロンボのピーター・フォークが先日亡くなったのでDVDを借りてきて昔のから順に見ている。昔の方は1970年代だからゲストにかなり往年のスターが出てくる。昨日見ていたらトリシア・オニールが犬の調教師の役で出ていた。この女性どこかで見たぞ・・・と思って思案すること数分(本当は年のせいでもっとかかった)思い出しました。キャメロンのデビュー作?「殺人魚フライングキラー(原題:ピラニアⅡ)」に出ていた。主役でしたよ。そのあとメジャーにはならなかった。キャメロンはメジャーになった。トリシア・オニールはタイタニックのも出ているということだが僕は覚えていない(というかあの映画出場者が多すぎて無理です)。


2011/08/22

コロカセ





昔々サラリーマンをしていた頃、僕の勤めていた会社は正月明けの初出の日に「社長賞」という賞を設けて前年に貢献した人を表彰して金一封をくれていた。どういうわけかまあ僕も所属している部署数人で表彰してもらって金一封をもらったことがある。その金一封をどうするかという段で、一応我々がもらったものの部署全員のおかげだということで何か記念になるものを部員全員に贈ろうということになった。電気関係の会社だったので当時の松下電器で出ていた「コロカセ」というラジカセを一人1台ずつもらっていただきました。「サイコロ」の格好をした立方体のいかにも松下が出しそうなしゃれの利いたラジカセでした。子供が育つにつれて童謡から英会話から様々な音が流れた。いま手元に残っていないから何時か壊れて処分してしまったのだろう。なにせ昔々の話だから。

2011/08/21

日本のいちばん長い日(映画)

DVDを借りて見た。1967年の作品で加山雄三が若い。岡本喜八ってこんな映画をとる人だったとは思わなかった。もともと日本映画は詳しくはないのですが。どれくらいがフイクションなのかはわかりませんが、この映画を見ていると本の読後感と少し違って三船敏郎扮する陸相が戦争を止めてくれたという気がしてきた。切り札持っていたのに使わなかったから。陸軍が明治に出来て75年だったそうです。75年の歴史に終止符を打った阿南陸相の心の中はちょっと表現しにくいですね。陸軍が暴走しすぎたから・・というのは簡単ですが、そう単純に言い切りにくい雰囲気が三船敏郎にあった。


2011/08/20

ワイルドキャット

日本の戦闘機といえば「ゼロ戦」になるが、その「ゼロ戦」に全く歯が立たなかったのがこのグラマンのワイルドキャットという戦闘機。だから初めは圧倒的な優位性をもって太平洋戦争は始まった。ただ歯が立たなかったら歯がたつものをすぐ作ろうという底力がアメリカの強いところ。「ワイルドキャット」がだめならこれでどうだということで「ヘルキャット」というのが出てくるようになる。なんでこんなことを知っているかといえば戦記物が好きだったわけでなく昔小学生の頃はやったプラモデルで知っているのである。ロッキードP-38とかコルセアとかムスタングとかさらにメッサーシュミットとかスピットファイアなどみんなプラモデルの世界から学んだ。そこでは戦争の悲惨さというのはすっかり棚上げされていた。


2011/08/19

インパール(2)

「全滅」というエゲツナイ題名である。もうみんな死んじゃったということになる。この作戦についてはほとんどボロクソに書いてある。まあよく出来た作戦だったという評価は全然ない。失敗した作戦というのは他にもあるけれど、このインパール作戦については初めから「無理だ、あかん」という感じでスタートしている。その中で日本兵は死に物狂いで戦うわけで、その悲惨さが「なんでこんな作戦たてたんや・・・どいつやこんなあほな作戦たてたんは?」とさすがに関西弁ではないと思うがそのように思っている人はおおいはず。毎年お盆になったらこんな本を読んで仕事に戻るにつれて忘れていくという繰り返しである。



2011/08/18

インパール

インパールという言葉は昔子供の頃よく聞いた言葉である(インパールが場所の名前でしかも有名な作戦の名前であることを知るのはずっと後のこと)。というのは祖母の姉か妹の子供がインパール作戦で亡くなっているからである。祖母の姉か妹をなんと呼ぶのかもうわからないけれど、子供の頃はすべて「おばちゃん」であった。そのおばちゃんが毎年だったと思うが靖国神社に上京した帰りによく我が家に寄って帰っていったものであった。段々大きくなって少し世の中を斜交いに見る年頃にはこの靖国神社詣が鬱陶しく感じられて、そのおばちゃんは子供(男の子3人)を全て戦争で亡くしていて、逆にその為になんかものすごく裕福に見えた。そしてまた靖国詣をするおばちゃん達の集団がとても脅威に感じたこともあった。そのうちこの高木俊朗の書いた「インパール」の4部作?に実名でおばちゃんの子供の名前が出ていることがわかり、そのおばちゃんの感激はおいそれと書き表すことが出来ないくらいであった。あんまりインパール、インパールというのでそのときは反抗的な性格が前に出てしまって読まなかった。さあ齢も重ね読んでみようかなと思ったら手に入らない・・困ったと思ったら電子書籍で入手可能になっていた。インパールものの本命といわれる高木俊朗以外はかなり読んだので下地は出来ている。じっくりと読んでみます。




2011/08/17

日本のいちばん長い日

この本を読む前にも小さい頃ドキュメンタリーで見たことがあるような記憶があるけど定かではない。玉音放送のレコード盤を必死で探す兵隊の姿が記憶に残っている。その頃(小さい頃)はこのようなドラマがあったことを知らなかったのでただ単にハラハラして見ていた。
当時の兵隊さんの心情は思い計ることは出来ないけれど、そのような思いを抱かせるようにした仕掛け(洗脳の仕掛け)に疑問を持ってしまう。可愛そうです。この本を読んでいると大きな目で世界をとらまえることが出来ていた昭和天皇が日本を救ったことになる。多分それが本当なんだと思う。


2011/08/16

戦争が終わった

ブログを書くようになってから「今日は何の日」と考える癖がついた。特に8月は夏休みもあるので考えを回らせる時間もあっていろいろとネットで調べることも多い。8月はやはり日航機事故と終戦になってしまう。多分もう15年ほどしたら戦争を体験した記憶がある人はほとんどいなくなるだろう。今年の震災等は仕方がないと割り切ることも必要であるが、戦争はね。どうしても仕方がなかったという考えから避けることが出来たという考えまであって正直わかりません。ただ人間のすることだからもっと被害を少なくすることも可能であったのかなと思うことも多いですね。なんで戦争になったのか?とかなんで戦争に負けたのか?という記事には興味があるのである程度目を通してますが、当時の日本の軍隊は科学的でないと思うことが実に多い。


2011/08/15

終戦

15日は終戦記念日である。高校野球を見ていると黙祷をするからいつも思い出す(昔は甲子園で黙祷したこともあったなあ)。アップしたのは厚木基地に降り立ったマッカーサー(GHQのトップ)。1945年だから66年経過した。明治維新以降80年くらいの間に戦争ばかりして(世界大戦という意味では日清戦争から50年間が戦争ばかり)、戦後50年間くらいの間は戦争のない暮らしが○○年続くのは異例のことであってとか言われていたのを思い出すが、1895年から1945年の間が異常なのかも知れないと最近思うことが多い。新撰組が好きであの頃の小説を読むことが結構あるけれど、太平洋戦争まで突き進む要素は薩長土肥の連中にあったのかもなあと思ったり、太平洋戦争の悲惨さを考えたら明治維新をあの連中に成功させたのがよかったのかどうか考え物だわと結構突飛な考えが出てきたりする。

Tigers

一応?もちろん?関西生まれなんで阪神タイガーズのファンである。特に中学・高校と尼崎出身の同級生が多かったので生まれてから迷うことなく一直線で阪神ファンになっている方々に揉まれて知らず知らず阪神ファンに。長年阪神ファンをやっていると負けると体の調子が悪い(ことがある)。昨日は8点も取ったから楽勝だと思ってネットで確認したら、8対6に、さらに8対7に・・・どうしたらこうなるの?TV中継がないとこういう時歯がゆい。原因は柴田君の落球ということで、結果的に勝ったからいいものの。負けたらこんな微笑ましい写真は撮れない。
真弓監督は初めから藤川にしておくべきだと思う。時々変な(納得できない)采配がある。


2011/08/14

The Rock & Roll Hall of Fame

ニューヨークの「WALDORF ASTORIA」ホテルでツエッペリンのロックンロールの殿堂入りの式典が行われたときのポスターかな。


2011/08/13

アジアで1番

話は飛躍するが、多分日本人のほとんどが我々はアジアで1番だと思っていたと思う。人口はともかく分野は何であれ、まあアジアで1番。経済でもオリンピックでもノーベル賞でも・・・。長い間そうともいえる時代が続いてきたが、経済・オリンピックでは中国に抜かれ、様々な分野でミクロ的に見たらアジアで1番でないものがどんどん増えている。韓国、シンガポール、インド~~に次から次へと追い抜かれていくということが近い将来おこりそうである。「1番でないといけないんですか?」という議論がまた出てきそうですが、抜かれるとズルズル行かないように何か考えないとまずいなあと思う日々が続いている。写真はオランダのスキポール空港。ヨーロッパのハブ空港として評価が高い。日本はアジアのハブ空港になるのも失敗した感じ。なんでや?戦略が悪いのかなと思っていたがよく考えたら、日本の私企業と中国とか韓国という国と競争しているのですね。まず勝てないですね。そう考えたら対策は一つ。かなりの確率で三菱も三井・住友も他の巨大企業(日立なんかも)も合併していきそうである。国対国の競争になりそう。こういうのは資本主義社会といえるのだろうか?


2011/08/12

PHOENIX

首相が代わったらすぐに復興に向けてスタートして欲しいと思うのは誰も一緒だと思う。最近はどこの新聞もネットで見れるので便利になった。菅首相に対する批判も各誌スタンスが違っていて面白い。両脇の朝日と産経を切り捨てて、日経(かなり金持ちより)と毎日と読売(やや右よりか)を参考に考えてみたら、読売に今後に対する提言がすぐなされていて面白く読んだ。原発は再稼動すべきだとの提言である(もちろん条件は付いている)。病気の患者にはまず栄養つけて元気にならさないとね。僕もそう思う。ふらふらの病人にこれからの生活態度について語り合いましょう・・といわれても。まず元気になってからの話やろ・・と思う。
全然関係ないけどアップしたのはグランドファンクの「フェニックス」。彼らも見事に復活したもんね。 CDのジャケットにはグランドファンクとフェニックスの文字が無くなっている。どうして勝手なことをするのかなといつも思う。当時それなりに考えてリリースされたものを踏みにじる好意は許せないと思うのですが。










2011/08/11

安堵

ようやく菅首相が辞めそうである。ほぼ間違いないと思っている。個人的にはうらみもないし、またあんまり政治には興味がない。ただ今後の日本の行く末は案じている。ただこれほど鬱陶しい首相も初めてだったような気がする。
この手の人は経済が上手く行っていて行き過ぎ感のあるときにブレーキ役でちょっとだけ登板したらよかった御仁である。今の時期には一番ふさわしくない人物だった。それになりたい人物をならしたら「あかん」とはよく言ったものである。菅さんは総理になりたかった(ただそれだけ)。
全体的に政治家とはいい加減な職業だと今回改めてつくづく思った。言った事に責任を持たなくていい。さらにマニフェストにはいいことだけ書いてリスクは伏せておいていい。だらだらしている間も俸給がもらえる。民主党の売りは自民党と官僚が隠している埋蔵金を見つけて有効利用するというのが唯一の売りだった。子供手当ても埋蔵金から捻出してくるはずだった。それがいざ蓋を開けたら各種の控除をやめるとか初めと違うことばかり。こういう状況になっても民主党は辞める必要はない。居座ってしまった。民主党の中でも菅さんが居座ってしまった。詐欺師の集団みたいなものだと思っている。
今日は気持ち的には桜である。久しぶりに桜である。
本当に辞めるんやろな。


2011/08/10

HIROSHIMA

広島にちょうど3年間住んでいたことがある。この平和公園の前を何度も通ったけれど、結局記念館とかには行かずに広島を離れてしまった。原爆ドームからぶらぶら歩いて何度も通ったのに。3年間の体験からだけで判断するのはよくないが地元の人は記念行事に意外と淡白なな感じで驚いた記憶が残っている。この近くに市民ホール(呼称は忘れた)があってウィッシュボーン・アッシュとジェスロ・タルとレインボウを見た。それから友部正人も。友部正人はあまりの人の少なさに「今日はひどいや」とつぶやいた。ジェスロ・タルは岩国の基地からの米国兵の家族や兵隊さん本人たちがわんさかとつめかけイアン・アンダーソンと話し出すということもあった。レインボウのブラックモアは完全な手抜きだった(彼は時々これがあるから始末が悪い)。ウィッシュボーンはアンディ・パウエルのフライングVが格好よろしおした。





2011/08/09

ROCK・・とは

この間日本の映画の「ゴールデンスランバー」を見ていたら、何かにつけ「ロックだなあ」というお兄さんが登場して(まあ彼が助けてくれるんですが)、ほう この作者はまだこういう人間を登場させるのかと懐かしく思った。「ロックとは」とか「ロック的人間」とか「ロック的生き方」とまあなんか海の向こうから来た音楽がJAPANでは哲学的な意味合いを帯びて面白かった。もう「ロック人間」が歌ったらフォークでも演歌でもロックだ・・とまあこういう感じになっていた時代があった。
無茶苦茶な定義であるが意外とそうかもしれないと思うことあって、ただ結果的に個人の「好き嫌い」でしか過ぎないのかもしれないと思うことも多い。
個人的には井上陽水はロックで、70年の藤圭子もロックで遠藤賢治もロック・・もう完全に趣味の世界かなあ???
ロックロックといっているユーヤさんは昔からロック人間と思っていない。
なぜユーヤさんが出てきたかといえば、昨日のジョー山中の「メイクアップ」を聞いていたら突然ユーヤさんが出てきたから「あのころはまだましだったかな」と思った。
今日はツエッペリンの2ンドをアップ。ごちゃごちゃ言い出したらまとまりませんが、僕がロックだと思うのはこのレコードだと思っている。なんちゅうてもこれを超えるもんはあらへんです。


2011/08/08

ジョー山中

ジョー山中が亡くなった。どうも最近は○○さんが亡くなったという書き出しが多い。仕方がないといえば仕方がないが・・・出来ればこの出だしは少ないに越したことがない。ジョー山中といっても知っている人がいるのかなあと思う。「491」「フラワー・トラベリン・バンド」「人間の証明」・・・。一般的には角川の映画「人間の証明」の主題歌を歌っていた人というのが一番適切かな。ここにアップしたのは「フラワー・トラベリン・バンド」の名作「メイク・アップ」というレコードジャケットでレコードのときはビニールのカバンに入っていたというかカバンが付いていた。この中に「メイク・アップ」という曲が入っていてそれが実にいい出来の曲で、日立のキドカラーというカラーテレビのコマーシャルに使われたことがある。実に印象的なイントロで始まって歌舞伎役者さんみたいな人が雪の中で舞うというようなシーンだったと記憶している。このジャケットに写っている人々は当時の日本のロックシーンを支えていた人たちで詳しい人ならば知っている顔が並んでいる。
ご冥福を祈ります。

2011/08/07

宇宙船シリカ

前田武彦さんのことを調べたらなんと「宇宙船シリカ」の脚本を書いておられたということでビックリ。「ひょっこりひょうたん島」は覚えている人はまだ多いと思うけれど、「宇宙船シリカ」となるとぐ~んと減るだろう。NHKで5時半くらいから6時になるまで10分間ぐらい毎日やっていたと思う。当時(1962年くらい・・もう50年も経つのか、僕は小学5~6年)は生活のリズムが5時半くらいに家に帰って、テレビを見て夕飯を食べて宿題をして寝るという繰り返しだったと思うので、家に帰ったころに毎日見ていたような気がする。主題歌まだ覚えているから「シリカ~シリカ~・・・」。音楽は富田勲・・すごかったのね。今から考えたら、あのころの人形劇、「チロリン村とくるみの木」「ひょっこりひょうたん島」・・・みんないい作品ばかりです。

2011/08/06

東芝ヒットパレード

前田武彦さんが亡くなった。変な言い方になるが自殺でなかってよかった(最近知ってる方がなくなると自殺が多いので)。テレビでおなじみという言い方が本来当てはまると思うけれど、僕にとっての前田武彦さんは1964年にビートルズを聞きだした時の「東芝ヒットパレード」というラジオ番組の司会者という肩書きがほとんどである。あとはコント55号とやっていたお昼のテレビ番組かな。1964年のヒットソングはほとんど東芝音楽工業で占めていて、つまり「東芝ヒットパレード」の1位の曲がその年の日本の洋楽のヒット曲を独占していた。そのうちビートルズがほとんどでそれ以外は数えるほどしかない。その数えるほどに入っていたのが「マット・モンロー」というイギリスの歌手の「ロシアより愛を込めて」という曲であります。東芝ヒットパレードは前田武彦と木元教子の2人で進行されていて、2人の掛け合いが楽しかった。この2人はその後そこそこ有名になりテレビで見かけることになる。その結果、前田武彦は人物的に僕の好きな方に分類され、木元教子は僕の分類では失礼ですがアホの分類になってしまった。

アップしたのはマット・モンローのシングル盤のレコードであるがジャケットは007(危機一発サウンドトラック)のワンシーン(ショーンコネリーとダニエラ・ビアンキの有名なシーン)です。マット・モンローの顔写真のジャケットのもあったと思うんですが。

2011/08/05

Brian Wilson reimagines Gershurin

Brian Wilsonは最近気がついたら新作が出ていてあわてて買い求めるということが多々ある。1年に1作という感じでなく。今までやりたいことが溜まっているみたいで、「おーこういう切り口からのアプローチか」と驚かされることが多い。このガーシュインの作品を扱ったCDも驚きの1枚であります。ビートルズのポール・マッカトニーとビーチボーズのブライアン・ウィルソンという2大ヒットメーカーがまだ生存しておりますが、最近はブライアン・ウィルソンのほうが元気のような気がする。

2011/08/04

物の値段(価値)

このJEFF BECKのCDが5枚組で2000円を切って売っている。それぞれが発売されたときは1枚が2000円していた。これを喜んでいいのかわからない。確かにもう新しく1枚ずつ買う客はいないと思う。古いファンは全部持っているはず。ただ全部は持っていないかも。かく言う僕も左から2枚目は持っていない。というのは他の4枚に比べて評判がもう一つだったから。どうせ買うならこっちを買ってしまいますね。物の値段というは本当に難しい。多分このあたりはCDの原価は限りなく「0」に近いと思う。JEFF BECKにも初期費用は払っただろうし、広告費も既に回収済みで、その後はCD会社にしたら売れた分が丸儲け。
感動に値段はつけられないけれど、この5枚はお買い得である。まじめに考えたら複雑な気持ちになる5枚組みシリーズである。

2011/08/03

THE KINKS



リバプールサウンドの御三家といえば、ビートルズとストーンズまではまあ99%同じで、残りの一つが意見の分かれると思う。それに考えを回らせる時点にもよるから一概に言えない。今では(今の時点では)まあこのザ・キンクスが妥当かなと思っている。キンキーサウンドと呼ばれるファズトーンの出だしは今もって色あせず、ある意味ヘビメタサウンドの原点といえるかもしれない。キンクスの音の変化を辿れば一冊の本で書ききれないかも知れないくらい変身していき、ビートルズとストーンズよりも面白いかもしれないです。




2011/08/02

ARGUS



WISHBONE ASHのARGUSというレコードのジャケットであります。左の上の方にUFOが描かれてある(この写真では無理)。その未確認飛行物体をこの兵士はじっと見ているのである。この絵全部が物語りである。それがCDになるときに無残なことになってしまって、右半分だけのジャケットになってしまっている(左半分は没、没ならましな方で時には部分拡大されて何が何やら皆目わからんことに)。それでは兵士が何を見つめているのかわからない。意匠権とか著作権とかこの世界には無いみたい。レコード会社の意のまま。表と裏にそのまま印刷したら終わりだと思うんですがね。このレコードのCD化のジャケットが一番ぼやきたくなります。

2011/08/01

super udon

伊良部投手が亡くなった。まだ若い。高校野球のときから記憶に残っている。尽誠学園だったかな?あのころ同じ時期かは定かでないけど東亜学園の川島投手という選手もなぜか記憶に残っている。ずっとコーチ、監督として仕事がある人はいいけどほとんどの選手が40を超えたら次の人生を歩まねばならない。なかなか難しいと思う。特に華やかな場所からただの人になるのは難しそう。アップしたのは以前伊良部がアメリカでやっているうどん屋ということで保存していたもの。