2010/02/26

asada mao(3)

残念ながら真央ちゃんは銀メダルに終わってしまいました。普通なら銀で上等と思うところが悔し涙のインタビューが非常に良かったですね。勝つ気があったことがよく分かります。ノーミスで完全にやりきっていたらどれくらいの点が出たのか興味があるところです。両者のこれまでの対決の対比表が新聞各紙に掲載されてますが、今絶好調なのがキム・ヨナで何とかオリンピックに間に合ったのが真央ちゃんというのが正しい認識でしょうから、今回の結果は上出来と考えるのが妥当なんだと思うべきでしょうが、でも本人の気持ちは悔しくて悔しくてというとこなんでしょうね・・・・・・素人の僕がコメントするのははばかれますが、キム・ヨナの演技は全体として一番流れているという感じがしました。スピードが速いというのではなく一つ一つのユニットの組み合わせでなく、4分が一つでした。トリプルアクセルが売り物の演技よりもそっちが1ランク上のような気がしました。真央ちゃんゴメンやで。

2010/02/24

キム・ヨナ

今日はほとんどお昼は仕事にならずTVを見ていた。オリンピックのフィギアスケートがあったからである。以前にも書いたが、一度真央ちゃんと飛行機が一緒になったのでそれ以来のファンである。今日の出来は素晴らしいもので「こりゃ金メダルいけるで」と思ったのであるが、次に出てきたこのキムヨナ嬢が真央ちゃんを上回る点数をだしてトップに立っている。多分実力は均衡しているのだと思うが、キムヨナの今回のすごさは「007」だと思う。昨年あたりのショートプログラムからこの007が出てきたらしいが、以前からこのフィギアスケート競技にはクラシック音楽が基本とされていたようで、あんまり通俗的なものは観客は喜ぶが点数には結びつかなかった記憶が残っている。したがってこの試みはギャンブルだと思ったのであるが時代は変わってきているようで、逆にこちらの方が勢いを得てしまったように思う。007がこの世に出たのが1963年で実に47年の間生きながらえてきたシリーズである。20本以上の映画があり、ショーン・コネリーからロジャー・ムーア、ダニエル・クレイグまで大スターに育っている。ヒット曲も数え切れず、その名作から抜き出したエッセンスは見る人、聞く人の心をがっしりと掴み、多分審査員の心も掴んでしまったように思う。僕は今日の真央ちゃんとの差は企画力の差に思えた。

2010/02/18

国母和宏

ほとんどスノボーなんか見ないのに、彼のおかげで見た。結構面白かった。昔勤めていた会社は制服があって冬と夏と2種類用意されていた。夏用は半袖ですね。普通はネクタイを締めたカッターシャツの上にその制服を羽織っていたのだが、何時だったか総務部長がもともと夏の制服は下着の上に直接着用するのが本体の着方であるとか言い出してオオもめしたことがある。ある人は「初めにそれを言え、そんなんやったら入社しとらん」とまあ制服で入社をやめることもないと思うが、売り言葉に買い言葉でそんな発言も飛び出した。今回の騒動で昔のそんな話を思い出した。

2010/02/10

frank zappa

大抵のロックといわれる音楽は聴いてきたけれど、やはり好みというものがあって長い年月とともに疎遠になっていく分野と知らずのうちに常にかかっているものとに分かれてしまう。年代的にはやはりパンク以降はあまり聞かなくなってしまった。やはり時代についていかねばという熱意もなくなってしまってまあ老化とともに自然体で暮らしております。パンク以前でも、いわゆるカンタベリー派の音も聞かないですね。最近はピンクフロイドが一番。
で、今まで多分気に入るという確信に近いものがありながら聞いていなかったのがこの御大ZAPPAである。収集癖があるのでこの人の膨大なる作品量に二の足を踏んでいた。(100枚くらい出ている)気に入ったものを聞けばという当然のスタイルが貫けない。集めるなら徹底的にということで今年はZAPPAを集めます。今気がついたのですけどギタリストなんですね。なんかミュージシャンというより前衛芸樹家的な印象が強くて・・・超押しの強いお顔です。

2010/02/04

朝青龍(4)

朝青龍が引退してしまいました。自分から蒔いた種で引退ですから仕方がないですが・・・。いろいろと考えさせられる事柄を突きつけたと思います。外国人の力士は相撲協会に残れないのですね。突き詰めれば出稼ぎですか??これから三役はほとんど外国人になって運営は三役にもなっていない元力士が行うという変な構造になりそうです。正直生まれも育ちも違う外国からの力士に横綱の品格っていうものが分かるのかなと危惧します。なんか「わび」とか「さび」とか「幽玄」とか摩訶不思議なニュアンスも漂ってますもんね・・・横綱とは・・・。今回の事件については朝青龍を弁護しませんが、彼も日本の相撲が弱体化して外国からのアスリートを代替品として借りてきて何とかやりくりしている日本の国技「相撲」のある意味では犠牲者だっとも言えるのではないかなと思います。単純に勝負としてみるのなら圧倒的に強かったですね。優勝決定戦の朝青龍はほんまに強かった。残念です。もっと早くから躾けていればこんなことに・・それに場所中に朝まで酒を飲んでいることが許されるというお相撲さんの世界というのもどうかと思う。

ゴールデンスランバー

前から読もうと思ってなかなかその気にならなかった本である。変な言い回しであるが、本屋で手にとっても面白そうであるし、書評も評価は高かったし、〇〇賞ももらっている。ただ何が引っかかるかといえばこの本の題名「ゴールデンスランバー」が引っかかっていた。これはビートルズですよね。「ノルウエィの森」を思い出した。
読後の感想は後日にして、一言で言えば面白かった。一気に読みました。こういうのは久しぶり。ビートルズ世代でない若い作家がこのような作品を書き、結構ビートルズのことについても造詣が深そうである。